一般道路上で車線規制をして工事をおこなう際に、工事車線を高速で走行する車両を検知し交通誘導員・作業員に音と光で注意を促すシステムです。
工事規制エリアへの車両の飛び込まれ被害の低減を図ります。
NETIS登録番号:KT-170049-VR
NTT東日本VE提案採用品
NTT西日本VE提案採用(推奨)品
従来の道路工事では、保安柵や通行車両に対する警告灯を活用した車線規制がおこなわれてきました。これらは、規制の外側の通行に対する注意喚起を主眼に使用されています。
その中で、工事規制エリアへ車両が飛び込み、交通誘導員や作業員が巻き込まれる事故では、作業員が車の接近に気づかず、対処が遅れてしまう問題がありました。
車両接近警報システム ドレミは、交通誘導員や作業員がいち早く危険に気づき、退避することが被害低減に効果的という考えのもとに開発された製品です。
手前での検知と警報により、接近に気づかない状況を回避。
作業員が退避や身構える時間を作り、飛び込まれ事故被害の低減を図ります。
検知は、24.GHz帯パルス式ドップラーレーダー方式で、工事車線で接近してくる車両をとらえます。
検知の条件は道路状況に応じて、距離と速度にて設定します。
設定した距離で設定した速度以上の車両を検知すると、青色パトライトが点滅しブザーが鳴動し、周囲に警報を発します。
青色パトライトの点滅は設定速度以上で走行するドライバーへの警告にもなります。
- 設定距離・・・20、30、40、50m
- 設定速度・・・10、50、60、70km/h 以上
試行申請型(請負契約締結後提案の場合)および施工者希望型の公共工事のにおいて、施工者がNETISに登録された技術の活用を提案し、実際に工事で活用された場合、活用の効果に応じて工事成績評定での加点の対象となります。
登録番号:KT-170049-VR
「有用な新技術」とは?
公共工事などにおける新技術活用システム実施要領で定める「推奨技術、準推奨技術、評価促進技術、活用促進技術、活用促進技術(旧実施要領)、設計比較対象技術(旧実施要領)、少実績優良技術(旧実施要領)」です。
評価方法、配点などについては提案をおこなった地方整備局などによって異なります。
施工者からの活用提案による加点について
NETIS(新技術)区分 |
工事成績評定 ※活用効果調査結果提出必須(-VEを除く) |
総合評価落札方式 |
事後評価未実施技術 (-A) |
活用の効果が 相当程度 |
― |
+3点 (実加点1.2点) |
新技術活用において加点あり。 ※地方局により異なる。 |
活用の効果が 一定程度 |
― |
+2点 (実加点0.8点) |
活用の効果が 従来技術と同程度 |
― |
+1点 (実加点0.4点) |
事後評価実施済技術 (-V、-VE、-VR) |
活用の効果が 相当程度 |
「有用な新技術」以外 |
+2点 (実加点0.8点) |
「有用な新技術」 |
+3点 (実加点1.2点) |
活用の効果が 一定程度 |
「有用な新技術」以外 |
+1点 (実加点0.4点) |
「有用な新技術」 |
+2点 (実加点0.8点) |
活用の効果が 従来技術と同程度 |
「有用な新技術」以外 |
+0点 |
「有用な新技術」 |
+1点 (実加点0.4点) |
2015年10月現在 レント調べ
一般道路上の
- 車両スピードの出せる直線道路
- コーナー出口など見通しの悪い道路
- 夜間工事
- 交通量の多い道路
仕様表
商品コード |
245799 |
商品名 |
車輌飛び込まれ警告システム(ドレミ) |
メーカー |
ミライト(MIRAIT) |
メーカー名称 |
車両飛び込まれ警告システム ドレミ |
型式 |
DRM-100 |
設定距離 (m) |
20/30/40/50 |
設定速度 (km/h) |
10/50/60/70 |
パトライト色 |
青色 |
電源 (V) |
AC100 |
設置寸法 (m) |
0.5×0.45 |
本体寸法 (mm) |
W300×L175×H340 |
重量 (kg) |
本体 |
4.5 |
全体 |
9.2 |
防水性能 |
IPX6相当 |
付属品 |
電源ケーブル(2m)、三脚 |
NETIS登録番号 |
KT-170049-VR |