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NETIS(新技術情報提供システム)は、国土交通省が新技術の活用のため、情報の共有・提供を目的として運用しているデータベースです。
NETISを中核として、民間事業者などにより開発された有用な新技術を共有し、公共工事などにおいて積極的に活用、さらに技術改良のサイクルを促進するために平成10年から運用されています。
申請情報と評価情報で構成
【申請情報】 登録された技術的事項や経済性などの申請情報
【評価情報】 評価情報は各地方整備局などの新技術活用評価会議などによる事前審査、事後評価結果に関する情報
これらはNETIS番号の末尾の記号で識別されます。
・継続調査などの対象としない技術・・・-VE
・継続調査などの対象となった技術・・・-VR
・従来の実施要領による評価技術・・・V
・評価情報が掲載されていない技術・・・A
NETISに登録された技術は、ニーズや位置付けにより、5つの方式で活用され、事後評価がおこなわれます。
試行申請型(請負契約締結後提案の場合)及び施工者希望型の活用方式において施工者が新技術の活用を提案し、実際に工事で活用された場合は、活用の効果に応じて工事成績評定での加点の対象となります。
評価の配点
※1 「有用とされる技術」とは、「公共工事等における新技術活用システム」実施要領で定める「推奨技術、準推奨技術、設計比較対象技術、活用促進技術、少実績優良技術」をいう。 ※2 「相当程度」とは、大幅な工期短縮や飛躍的な施工の効率化が図られた技術など、工事推進に対して大きな効果をもたらしたものとする。 ※3 「一定程度」とは、従来技術と比較して効果が認められる技術であっても、活用した工事全体としては影響が小さいもの、例えば使用する材料のみの技術等は一定程度とする。 補足 ・複数の技術の評価にあたっては、活用した技術数に応じ複数の評価項目を選択することが可能(ただし最大加点数は3点) ・複数の技術が同一の評価項目に該当した場合、該当技術数に対し各項目の加点点数を掛け合わせたものを評価の点数とする(ただし最大加点数は3点)
総合評価方式の入札において、事後評価で有用な新技術と位置づけられた技術の活用等の提案を行った場合は、評価の対象になります。 評価方法、配点等については提案した地方整備局等によって異なります。