1本のブームに屈曲ブームが加わった屈伸型。
2つ目の腕、折曲ブームの力強く精密な動きが、ふところの深い作業やマイナス地上高での作業範囲を幅広くカバーし、作業性を発揮します。
フェンス越しのマイナス高さでの作業。このような現場でも水平直線移動が可能です。
ストレートブームでは、作業が困難なビルでのふところ作業。また折曲ブームでベースブームよりも低い位置へもアプローチできます。
ビル壁面に沿ったメンテナンス作業。水平・垂直の直線移動で効率の良い作業が可能です。
伸縮式折曲ブームを装備しているので、自在な折り曲げに加えて伸ばす動きも可能です。
差込作業などであと少しのアプローチができます。
左右のスイングで、作業位置の調整が可能です。
レバー操作はブームの伸縮、起伏、旋回、折曲ブーム、バケットスイングの5モーションを制御。水平・垂直移動が1本のレバーで操作できる十字操作レバーです。
1レバー操作で水平・垂直方向へバケットをスムーズに直線移動できます。スイッチの切換で個別の操作もおこなえます。十字操作レバーは、電気比例式なのでレバーを倒す角度によりバケットの移動速度も調節できます。
ブームの状態、アウトリガの張出幅などを検出し、自動的に作業範囲を規制します。
またブーム・バスケット干渉防止装置機能で常に安全を見守ります。
アウトリガインジケータは張出状況を個別に検出し、表示します。
仕様表
商品コード |
122671 |
商品名 |
スカイマスター25.5m屈伸 |
メーカー |
タダノ |
メーカー名称 |
トラック式高所作業車 SKY BOY |
型式 |
AT-255CG |
車両諸元 ※ |
架装シャシ |
4tクラス |
全長 (mm) |
L |
8,050 |
全高 (mm) |
H |
3,590 |
全幅 (mm) |
W |
2,190 |
車両総重量 (kg) |
7,920 |
バケット |
最大積載量 (kg) |
200 (2名) |
床面地上高 (m) |
25.5 |
最大地下深さ (m) |
7.1 |
最大作業半径 (m) |
13.5 |
内側寸法 (m) |
0.7×1.2×0.95 |
首振角度 (°) |
左93~右93 |
ブーム |
起伏角度 /上げ速度 (°/s) |
-12~80/50 |
長さ (m) |
7.7~18.26 |
伸ばし速度 (m/s) |
10.56/52 |
旋回角度/速度 (°/min-1) |
360/1 |
折曲げ ブーム |
屈伸速度 (°/s) |
170/65 |
長さ (m) |
4.7~6.65 |
伸ばし速度 (m/s) |
1.95/20 |
アウトリガ 張出幅 (m) |
最小 |
2.07 |
中間1 |
2.93 |
中間2 |
3.8 |
最大 |
4.66 |
安全装置 |
AMC-3(作業範囲規制装置、ブーム・バスケット干渉防止機能付、
自己診断機能付)、 安全ベルト用ロープ掛け、フットスイッチ(バスケット部)、操作レバーガード、非常用ポンプ、 緊急停止装置(表示灯付)、ジャッキインタロック装置、ブームインタロック装置、 アウトリガインジケータ、油圧シリンダロック装置、シフトレバーインタロック装置、 パーキングブレーキ警報装置、PTO切り忘れ警報装置、油圧安全弁、水準器 |
操作装置 |
バスケット部 |
垂直・水平移動、ブーム旋回、ブーム伸縮、ブーム起伏、折曲げブーム屈伸、 バスケットスイング、ブーム自動張出・格納、エンジン始動・停止、 アクセル(2速、オートアクセル)、緊急停止、非常用ポンプ、垂直・水平-個別切替、 ブームバスケット干渉防止規制解除、 [AMC限界、干渉、緊急停止、垂直・水平選択、個別選択の各モニタ] |
旋回台部 |
ブーム旋回、ブーム伸縮、ブーム起伏、折曲げブーム屈伸、ブーム自動張出・格納、 アクセル(2速、オートアクセル)、緊急停止、非常用ポンプ、非常スイッチ |
アウトリガ部 |
アウトリガ張出・格納、エンジン始動・停止、アクセル(2速、オートアクセル) |
バスケット部 |
折曲げブーム伸縮、バスケット水平調整、非常バスケット水平調整 |
旋回台部 |
折曲げブーム伸縮、非常バスケット水平調整、非常折曲げブーム伸縮切替 |
制御装置 |
垂直・水平移動装置、起伏・旋回速度制御装置、緩起動・緩停止装置、 ストロークエンドクッション装置、バスケット・ブーム自動格納装置、 オートアクセル装置(レバーおよびスイッチ操作に連動) |
運転免許 |
中型免許(8t限定) |
操作要件(高所) |
技能講習 |
- ※ 掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。運転免許・操作要件は目安としてご覧ください。
寸法図
作業範囲図
- ※ 作業範囲は水平堅土上におけるもので、ブームのたわみは含んでいません。
- ※ 最大、中間2、中間1、最小はアウトリガ張出幅を示します。
- ※ 作業範囲は左右方向におけるもので、前後方向はアウトリガ張出幅最大と同じです。
- ※ 旋回角度によって、作業範囲は左図のように連続的に変化します。