


代替としてコンプレッサを調達するにはレンタルを利用する方法があります。
しかし、オイルフリー仕様の代替機が確保できないことが多いようです。
一般的にレンタルで対応できる機種は、エンジンコンプレッサや給油式コンプレッサがほとんどです。
メーカーやメンテナンス業者もオイルフリーコンプレッサの代替機は保有台数が少なく、身近で簡単に調達できないのが現状です。
もし、給油式コンプレッサを使用した場合、油分を含んだエアが供給され、製品や装置・配管に悪影響を及ぼします。



オイルフリー機の幅広いラインナップから、お客様の条件に合った機種を、必要な期間ご利用いただけるのはレントのレンタルならでは。
ご使用されているコンプレッサが一時的に使用できない場合にも、通常生産時と同じオイルを含まない高品質のエア供給がおこなえます。
また、エンジンコンプレッサで一時対応する場合と比較して、燃料管理やコスト負担回避にもなります。


常に高品質なエアを供給できるよう、コンプレッサの基本的なメンテナンスや管理に加え、オイルフリー機ならではの管理手法を確立し、機械品質の維持をおこなっています。

社内資格者制度を設け、メーカー研修を受けた社内資格者のみがメンテナンスをおこない高品質維持に取り組んでおります。

オイルフリー機は圧縮機スクリューにオイルを噴射しないため油分がなく、そのままでは錆が発生します。
スクリューには特殊コーティング処理を施してあり、錆付いた状態で運転するとコーティングを削ってしまいます。
スクリューのローター間はミクロ単位での隙間で構成されているため、コーティングが剥がれるとローター間でロック(接触して不動になる)したり、ローター間の隙間が広がり正常に圧縮空気が流れなくなってしまいます。
そのため、長期(2週間以上)にわたって運転を休止・保管する場合は、圧縮機内部の錆発生を防止するための処置をおこないます。

保管期間中は、コンプレッサ内部の圧縮部に窒素を充填して密封処置し、内部部品の錆等、酸化による劣化を防ぎます。
窒素ガスボンベ接続
ボンベから空気通路に窒素ガスを封入
三方バルブ窒素ガス封入
窒素ガス封入後
バルブをビニールで密封
窒素ガス封入後本体へ表示

吐出口や圧縮機の各箇所をテープやビニールで養生して塞ぎます。


吐出口をビニールで塞ぐ


油煙回収フィルターをビニールを被せて密封


圧縮機のベントホールをビニールテープで塞ぐ

エアクリーナの吸気口をビニールで密封



生産現場の電気使用量の中でも大きな割合を占めるコンプレッサの電力。レンタルだからできる柔軟な調達が、コスト削減とCO2削減を実現します。

生産量の減る休日に、平日と同じエア量のコンプレッサを動かすのは無駄が多いと思いませんか?レンタルによるエア供給の最適化をご提案します。

食品加工工場・精密機器工場など、「クリーンな機械」が求められる現場の条件にあわせ、クリーン化清掃・梱包したコンプレッサのレンタルが可能です。
レントでは、清浄度(クリーン度) ISOクラス6~9(FED-STD 209D クラス1000まで)、及びそれに準じる清浄度に管理された環境に対応する機器の清掃・梱包をいたします。
また、クリーンルーム規格化されていないが汚れを嫌う現場には、簡易清掃・梱包も積極的におこなっております。
クリーン度の対象範囲と清掃・梱包の作業工程のご紹介