- 設定したトルクに達するとトグルが作動し、軽くきれいなシグナル音や感触で締め付け完了を感知できます。
維持・管理が欠かせない測定工具だからこそ、出荷時校正された機器が必要なときに手配できるレンタルという選択をおすすめします。
また、校正に出す期間の代替機や突発的な作業でも、レンタルが有効です。
- ISO9001:2015認証を取得し、国家標準へトレースされた校正設備を整えて信頼ある校正体制を確立しており、校正証明書を添付してレンタル出荷しています。
- 返却時、ご使用後のデータ(トルクレンチ検査報告書)を提出いたします。 作業の適正判断の参考にご活用いただけます。
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仕様表
商品コード |
236367 |
236369 |
236368 |
236370 |
商品名 |
トルク締付用/交換形20N オーバートルク防止 |
トルク締付用/交換形40N オーバートルク防止 |
トルク締付用/交換形70N オーバートルク防止 |
トルク締付用/交換形140N オーバートルク防止 |
メーカー |
東日製作所 |
メーカー名称 |
シグナル式-オーバトルク防止ヘッド交換式トルクレンチ YCL |
型式 |
YCL20N2×10D |
YCL40N2×12D |
YCL70N2×12D |
YCL140N×15D |
トルク調整範囲 (N・m) |
最小~最大 |
10~20 |
20~40 |
35~70 |
60~140 |
1目盛 |
0.2 |
0.25 |
5 |
0.5 |
適用ねじ(参考) |
普通鋼 |
M8 |
M10 |
M12 |
M16 |
ハイテン |
(M7) |
M8 |
M10 |
M12 |
最大トルク時の手力:P (N) |
93 |
145.5 |
254.5 |
390 |
寸法 (mm) |
有効長:L |
215 |
275 |
275 |
360 |
全長:L' |
245 |
309 |
309 |
369 |
頭部:d3 |
10 |
12 |
12 |
15 |
本体:m |
25 |
27.1 |
27.1 |
34.1 |
本体:n |
12 |
14.2 |
14.2 |
17.4 |
本体:d |
20 |
21.7 |
21.7 |
27.2 |
本体:D |
36 |
37 |
37 |
42 |
質量 (kg) |
0.35 |
0.53 |
0.53 |
1 |
精度 (%) ※レンタル出荷時 |
±5 |
±5 |
±5 |
±3 |
適用交換ヘッド |
(SH・RH・QH)10D |
(SH・RH・QH・RQH)12D |
(SH・RH・QH)12D |
(SH・RH・QH)15D |
- ※ 検査用としては使用できません。
- 【トルクレンチの校正基準について】
弊社自社保有のテスターにより、メーカー新品時精度と同等の「99N・m未満:±5、100N・m以上:±3」を基準とし、
JIS規格に基づいて校正を実施しております。(お客様からのご要望により新JIS規格での対応も承ります)
寸法図
- ロッカを緩める(左回転)
- 副目盛を回してトルクを合わせる(主目盛+副目盛)
- ロッカをロックする(右回転)
(ロックの際にロッカピンが当るときはピンの位置を変える)
クリック式トルクレンチは設定したトルクに達すると『カチン』と音がします。
『カチン』音がしたら直ちに力を緩めてください。
それ以上締め付けるとさらに締め付けされてオーバートルク(締め過ぎ)となり、トルクレンチ破損の原因となり危険です。
またねじの破損の恐れがあります。
クリック式トルクレンチでは、トルクレンチのチューブ部に下記のマークがあります。
この方向しか設定トルクに達しても『カチン』音がしません。
逆方向の締め付けでは、『カチン』音はしないので締め付けすぎてしまい、オーバートルクでトルクレンチ破損の原因となり危険です。
また、ネジの破損の恐れがあります。
2-1. 力の方向
力の方向はトルクレンチに直角に。
(上下左右とも±15°以内にする)
クリック式トルクレンチで弾みをつけて締めると、『カチン』音で止められずオーバートルクでトルクレンチ破損の原因となり危険です。
またネジの破損の恐れがあります。
ラチェットの切り替えレバーが半掛りですと、いきなり滑る(空転)原因となり怪我の恐れがあります。
右図のようにラチェット切り替えレバーを切り替えて、締め付けてください。
特に大型トルクレンチでは、手力(トルクレンチを引く手の力)が体重と同じくらいになる場合があります。その際にはゆっくりと体重を掛けて、『カチン』音がしたら直ち締め付け作業を終了してください。
トルクレンチに全体重を掛けて弾みをつけると、『カチン』音の後も締め付けてしまいオーバートルクでトルクレンチ破損の原因となり危険です。
またねじの破損の恐れがあります。
握る位置でトルクが変化するため有効長を中心に握る。
6-1. トルクレンチを長くして使用する
1. 手元につなぐのは不可
(目盛が正しく指示しない、危険)
2. 頭部つなぐのはトルク計算で出すことができます。
ねじのゆるめ作業では、トルクレンチはスパナよりは長さ(有効長)が長いので、オーバートルクしやすく、トルクレンチを損傷することがありますから十分注意してください。
とくにラチェットの切り替えをおこなった後はラチェットが完全にかみ合うことを必ずチェックしてください。
ラチェットが十分かみ合っていないと危険です。