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バッテリーの劣化による蓄電能力の低下は、化学的原因と物理的原因の2種類に大別されます。化学的原因で起きた劣化を化学的劣化、物理的原因で起きた劣化を物理的劣化と呼びます。
充放電によって繰り返される化学反応により、極板表面に電気を通さない物質が結晶化するなど、蓄電を妨げる現象が発生して起こる劣化。
極板腐食、破損。極板活物質脱落。セパレータのずれ、破損。接続部品の腐食・折損・溶解。
充鉛蓄電池の能力(容量)低下は、充放電を繰り返す事によって起こります。バッテリー内部に発生した硫酸鉛が、極板表面に結晶化して付着してしまうことが、ほとんどの原因です。これをサルフェーション(硫酸鉛の結晶化)と言います。結晶化した極板表面は、充電をおこなっても硫酸鉛が不導体となり反応しません。そのため、化学反応量が減少し、容量が低下してしまうことになります。
健康な状態のバッテリーにおいても、硫酸鉛は発生します。しかし、この場合の硫酸鉛はイオン結合状態にあります。そのため、電気的な刺激(充電)を加える事によって「硫酸」と「鉛」に分離することができます。劣化が進むにつれて、「硫酸」と「鉛」が分子結合してしまい、通常の刺激(充電)では分離できなくなり、サルフェーションの発生となります。
アルカリ蓄電池の場合は、極板上の化学反応に関わる活物質が、結晶構造を元に戻せなくなり、結晶が崩れていく状態(軟化)になるために起こります。
再生処理装置(BRS装置)
再生処理はBRS装置によって自動工程管理され、再生処理完了後はBDT装置によってJIS規格に準じた容量試験を実施し、合格基準に達したバッテリーを御提供いたします。※新品の能力評価をおこなう際に用いる手法で容量試験をおこないます。
バッテリーの種類に応じて最適な電解処理インターバルを設定し、劣化した極板を適正な(充電が可能な)状態にします。
各セルの蓄電容量をJIS規格に準じた条件で計測します。各セルの電圧変化をmV(ミリボルト)単位で計測し、データの取得をおこないます。
UPS/CVCF装置(無停電電源装置類) ・・・ バッテリーの期待寿命が 5~15年タイプ比較的長期間使用されますが、非常用という性質上、日常ではバッテリー能力をフルに使用しない場合が多いです。しかし、非常に高額なバッテリーを採用するケースが多く、設備維持のために劣化診断を定期的におこない、評価する必要があります。
バッテリーフォークリフト、バッテリー動力機械(高所作業機械・ゴルフカート・構内搬送車など)、自動搬送機械(AGV・RGV・LGVなど) ・・・ バッテリーの期待寿命が 3~7年タイプ日常、非常に高稼働で使用されている場面が多く、充電・放電が短いサイクルでおこなわれることが多いです。そのため、使用方法によって劣化進行が早いケースも多いです。しかし、バッテリーの容量は日常使用中に読み取りやすいです。
再生処理は、バッテリー容量・劣化具合にもよりますが、約半日~3日間をかけておこないます。
新電池初回充電
劣化電池
実施前(劣化電池)
実施後
掲載データ資料は、(株)B.R.S.からの提供によるものです。