溶接棒乾燥機
溶接棒を大気中に放置すれば吸湿し、本来の性能が発揮できないばかりでなく、場合によっては大きな事故につながるような欠陥が発生することもあります。
良好な溶接結果のためには、吸湿させないよう溶接棒を管理し、吸湿したものは乾燥をおこない使用することが必要です。
溶接棒の被覆材の吸湿による溶接作業性への影響
- アークが不安定になり、スパッタが増加する。
- 溶け込みが深くなり、アンダカットが発生しやすい。
- スラグの被りが悪くなり、ビード外観が荒れる。
- スラグの剥離性が悪くなる。
携帯用溶接棒乾燥器(イングドライヤー)
小型ヒーターと可変温調型サーモスタットにより、保温・乾燥の両機能を持つポータブルタイプ。
棒長により、3~5kgの溶接棒を約60分程度で所定の温度に上昇させ、乾燥に最適です。
本体重量も3kgと軽量で持ち運びも可能です。
ユニット化できる大型乾燥器
- 使用場所や使用目的に応じて、横に並べたり、縦に積んで1,000kgまでユニット化できます。
- 庫内温度は、設定値に関わらず約30分で設定温度になります。
- 各々のユニットで設定温度も自由に設定できます。
仕様表
商品コード | 223085 | 223087 |
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商品名 | 溶接棒乾燥機100V | 溶接棒乾燥機200V |
メーカー | 日本アロイ電極 | |
メーカー名称 | イングドライヤー | ― |
型式 | H-100V-A | FE-50S |
電圧 (V) | 100/110 | 単相 200/220 |
電気容量 (W) | 350 | 3,000 |
棒長 (mm) | 450 | 550 |
棒容量 (kg) | 5 | 50 |
寸法 (mm) | φ180×H600 | W500×D970×840 |
質量 (kg) | 3 | 100 |
備考 | ― | 指示ランプ:電源接続指示のみ 温調器:液膨式サーモスタット |