アスベストやダイオキシンを除去する隔離室など、内部の空気を外に漏らさない陰圧ルームの微圧を常時監視する装置です。
微圧用データロガー+警報機能付きで、現場管理が容易にできます。
シリコンキャパシタンス (SC)センサにより、微小な室内の負圧を高分解能 (0.1Pa)、高精度に検出します。
また、外風の影響を受けないケース構造と、除じん装置の風などの影響による室内圧表示のふらつきを小さくし、見易くするデジタルフィルタ機能を装備。風などのノイズの影響を軽減しています。
モニタ本体の負圧警報 (ランプ点滅/ブザー鳴動)の他に、警報発信器と警報受信器を装備。
負圧異常時に本体に取り付けた警報発信器が作動すると、離れた場所に設置した警報受信器のブザー音が鳴動し、赤ランプが点滅。
離れた工事現場事務場所などにも負圧警報を知らせることができます。
電波到達見通し距離は約100mです。
記憶データをパソコンに読み込んで室内圧のトレンドグラフを表示し、データファイルとして簡単に記録保管します。
負圧状態を一目で確認できます。
時間軸のスクロール、圧力軸の拡大や縮小がおこなえます。
簡単にデータファイルとして永久保存可能です。
記録データの読み込み、作業場所などの書き込み、記録データの内容表示などがおこなえます。
「POWER」スイッチを短押しすると、「ピッ」「ピッ」と鳴り、電源がオンになります。
「REC/PRS」スイッチを3秒以上長押しすると、液晶表示部に“rEC”表示が点滅します。もう一回短押しすると“rEC”表示が点灯になり、データ記録と負圧監視を開始します。
「POWER」スイッチを一秒間に2回短押しすると電源がオフになります。
本体は約300gで、小型・軽量。
省電力設計により、本体は単3アルカリ電池4本の電池駆動式のため、AC電源がない場所で使用できます。
連続使用の場合も6ヶ月以上使え長寿命です。
仕様表
商品コード |
245879 |
245875 |
245901 |
商品名 |
負圧監視装置 /ダイオキシン |
負圧監視装置 /アスベスト |
負圧監視装置 /鉛 |
メーカー |
長野計器 |
センサ本体 |
メーカー名称 |
ルームインスペクタ |
型式 |
PL10 |
対象物質 |
ダイオキシン |
アスベスト |
鉛 |
差圧センサ |
レンジ (Pa) |
±50 |
許容最大圧力 (kPa) |
±50 |
室内圧表示 |
液晶±3桁(表示周期1秒)
精度±(1.0%F.S.+1digit) at 23℃ |
時計表示 |
液晶、年・月日・時分 |
負圧警報 |
負圧異常時警報
・赤ランプ点滅(ALM)
・ブザー音鳴動 |
電池警報 |
赤ランプ点滅(電池マーク) |
設定スイッチ |
データ記録間隔 (記録時間)
5秒(0.5日)、10秒(1日)、30秒(3日)、60秒(6日)
・警報音(有、無)
*負圧警報判定値は工場出荷時に設定 |
操作スイッチ |
REC/PRSスイッチ |
室内圧と記録データ数の表示切替用、記録開始用 |
TIME(COM)スイッチ |
パソコン通信用 |
電源 |
単3アルカリ乾電池×4 |
外部インタフェイス |
RS-232C通信(外部パソコン用)・遠隔警報接点出力 |
使用温度 (℃) |
0~40 |
使用湿度 (%RH) |
10~85(氷結、結露無きこと) |
保存温度 (℃) |
-10~50 |
保存湿度 (%RH) |
10~85(氷結、結露無きこと) |
外形寸法 (mm) (W×H×D) |
95×158×40(突起物除く) |
質量 (g) |
300 |
警報発信器 |
型式 |
PL10-900 |
送信出力 (mW) |
10 |
電波到達見通し距離 (m) |
約100 |
電源 |
CR2リチウム電池 |
外形寸法 (mm) (W×H×D) |
70×70×24 |
警報受信器 |
型式 |
PL10-901 |
電源 (V) |
AC100 |
取付方法 |
据置、壁掛 |
外形寸法 (mm) (W×H×D) |
100×157×85 |
付属品 |
パソコン管理ソフト、取付具、トランクケース |
販売品
商品コード |
商品名 |
備考 |
547061 |
負圧監視装置用検出チューブ5m |
― |
553417 |
販売用乾電池 単三 |
乾電池数:単3アルカリ×4 |
商品のご利用に際して
- 貸し出しの際には、返却時の清掃などについての同意書のご提出をお願いしております。
- 貸し出しの際に付属する返却ボックスは、粉塵が付着しないよう作業場所とは別の場所で保管するよう徹底してください。
- ご返却いただく際には、受け入れをすみやかにおこなうため、返却時チェックシートの提出をお願いしております。
- ご返却いただく際には、買い取り部材を取り外して、返却手順書に従って清掃・養生の上返却してください。