止水ボール
エアで膨張、管内に密着させて止水します。
エア源は、フットポンプ・コンプレッサなどを使用。
なお、止水ボールは一時的な止水にのみご利用いただけます。
高品質のケブラー繊維を使用して補強されており伸縮性抜群で、さまざまなサイズの管径に対応可能です。
バイパスなしのロングタイプは、空気を抜いた状態で90°まで曲げる事ができるので、小口径のマンホールを通して設置も可能です。
管内の清掃・浚渫や各種調査・試験および補修作業時の一時的な止水に
大流量排水タイプはバイパス付です。バイパスキャップを取り外して水を排水する事が可能になっています。
バイパス部分が大きく、管内の大流量の排水を通す水替え工事に適しています。
大流量の排水を通す水替え工事に
仕様表(ロングタイプ)
| 商品コード | 245380 | 245382 | 245383 | 245384 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | 止水ボール マルチ100-200 |
止水ボール マルチ200-400 |
止水ボール マルチ300-525 |
止水ボール マルチ375-750 |
|
| メーカー | ホーシン | ||||
| メーカー名称 | 止水ボールマルチ(バイパスなし) | ||||
| 型式 | 60417 | 60419 | 60599 | 60606 | |
| 呼び径 (mm) | 100～200 | 200～400 | 300～525 | 375～750 | |
| 最小使用管径 (mm) | 100 | 200 | 300 | 375 | |
| 最大使用管径 (mm) | 200 | 400 | 525 | 750 | |
| 注入圧 (MPa) | 0.25 | ||||
| 収縮時寸法 (mm) |
径 | 92 | 192 | 272 | 342 |
| 長さ | 535 | 635 | 675 | 1,085 | |
| 最大許容背圧 (MPa)※1 | 0.18～0.10 | 0.18～0.10 | 0.16～0.10 | 0.16～0.11 ※2 | |
| バルブネジ径 (inch) | PT1/4 | ||||
| 付属品 | 圧力計付延長ホース(4m・10m)、フットポンプ | ||||
| NETIS登録番号 | QS-200018-A | ||||
※1 (単位換算値)1bar=0.1MPa 1MPa=10.1972kgf/cm2 水頭圧1m=0.1kgf/cm2
※2 管径750mmでの最大許容背圧値：0.08MPa
仕様表(大流量排水タイプ)
| 商品コード | 245391 | |
|---|---|---|
| 商品名 | 止水ボール大流量排水タイプ200-400 | |
| メーカー | ホーシン | |
| メーカー名称 | 止水ボール 大流量排水タイプ | |
| 型式 | 60968 | |
| 呼び径 (mm) | 200～400 | |
| 最小使用管径 (mm) | 200 | |
| 最大使用管径 (mm) | 400 | |
| 注入圧 (MPa) | 0.15 | |
| 収縮時寸法 (mm) |
径 | 192 |
| 長さ | 670 | |
| 最大許容背圧 (MPa) ※1 | 0.09～0.05 | |
| バルブネジ径 (inch) | PT4 | |
| バイパスリングネジ径 (管用ネジ) | PT4 | |
| 付属品 | 圧力計付延長ホース(10m)、フットポンプ | |
※1 (単位換算値)1bar=0.1MPa 1MPa=10.1972kgf/cm2 水頭圧1m=0.1kgf/cm2
注意事項
正確な圧力計を使用し、定められた空気圧を少しずつ注入してください。
コンプレッサーを使用する場合は、圧力調整器を定められた圧力に設定して、バルブをゆっくり開いて少しずつ空気を注入してください。
一気に空気を注入したり、定められた空気圧を超えて注入すると圧力計の破損や止水ボールの変形・破裂の原因となり、大きな事故につながります。
※変形や破損をしても修理はできませんのでご注意ください。
指定注入圧以下で使用しないでください。背圧により外れる可能性があります。
指定注入圧以上で使用しないでください。破裂や大きな事故につながります。
禁止事項
1. 許容限界以上になると破裂します。管の外ではふくらませないでください。
2. 一部分だけが膨張して変形・破裂するため、管からはみ出した状態で使用しないでください。
3. 突起物などの障害物があるところで使用しないでください。
ヒューム管で使用される場合は、必ず洗い出しによる骨材の露出確認をおこない、露出のある場合は撤去または補修をおこなってからご使用ください。
4. 接合部(取付管口)部分には、設置しないでください。
5. 作業時(止水ボールに背圧がある状態)は危険地帯には絶対に入らないでください。
