![締め固め状況をリアルタイムに確認できる転圧センサー付のメリット](img/combined_roller_02/04.gif)
![転圧品質が向上し転圧回数の削減で工期短縮。機械の稼働時間が少なくなることでCO2排出も低減。](img/combined_roller_02/05.gif)
転圧と同時に地盤剛性を計測できることから、転圧不足ポイントの発生や過転圧を防止し転圧品質が向上します。締固め状況を把握しながら作業できるので適切な転圧品質に仕上げられるうえ、測定作業の効率化にもつながります。従来の方法では難しかった転圧品質管理が容易になり、工程の短縮化・CO2排出の抑制・コスト削減といったさまざまな効果が期待できます。
![転圧作業の安全性が向上。](img/combined_roller_02/06.gif)
異常振動時にLEDランプが点灯し、振動機構のトラブルが発見可能。機械の故障によるトラブルからオペレータを守り安全を確保します。
![エコノマイザー](img/combined_roller_02/08.jpg)
![転圧センサーは地盤剛性計測システム「エコノマイザー」](img/combined_roller_02/09.gif)
転圧センサーは地盤剛性計測システム「エコノマイザー」です。機械に搭載した加速度計により、転圧レベルをLEDランプによって10段階でリアルタイムに表示する機能です。
![硬い地盤でのLED点灯数は多数](img/combined_roller_02/10.jpg)
![柔らかい地盤ではLEDの点灯数は少数](img/combined_roller_02/11.jpg)
![従来作業の問題点を解決](img/combined_roller_02/12.gif)
![従来の手法では転圧品質管理が難しい](img/combined_roller_02/13.gif)
従来、締め固め状況の確認は転圧後に各点でサンプリング、転圧レベルを測定する手法にておこなわれてきました。
この場合、締固め状況を即時に把握することができず、転圧不足や過転圧が発生することがありました。
また、サンプリングする場所によって転圧不足が見逃され、転圧品質管理は難しいものでした。
![地盤剛性計測システム「エコノマイザー」なら転圧品質管理が容易に](img/combined_roller_02/14.gif)
- 従来の手法
- 転圧後にサンプリングして
転圧レベルを各点で測定
- エコノマイザー
- 試験転圧をおこない、目標地盤剛性と
LED表示の関係を確認
![地盤剛性計測システム「エコノマイザー」なら転圧品質管理が容易に](img/combined_roller_02/15.jpg)
これまで転圧後のサンプリング測定に頼ってきた締め固め状況の確認が、転圧作業しながら同時におこなえます。
施工現場における目標地盤剛性値とエコノマイザーの黄色LED表示個数の関係を予め設定することで、締固め状況が即時にわかります。
![樹脂製タンクとタイマー装備で扱いやすい散水系作業性と品質向上をサポートする機能](img/combined_roller_02/16.png)
![引きずりを防止する後輪2モータダイレクトドライブ](img/combined_roller_02/17.gif)
![走行モーター](img/combined_roller_02/18.jpg)
左側2本のタイヤと右側2本のタイヤを独立した2個の走行モータで駆動。1軸で4つの後輪を駆動する方式に比べカーブでの引きずりを大幅に防止します。凸凹道や砂地などの悪路でも空転を防ぐフローデバイダーを装備。
![平坦で踏み残しを抑え品質の高い仕上りを実現する寸法設計](img/combined_roller_02/19.gif)
![左右共40mm、左右共625mm](img/combined_roller_02/20.jpg)
クラス最大級のカーブクリアランスと最小のサイドクリアランスで踏み残しの最小化を図っています。
また、大径ドラムで、押し出しが少なく平坦で品質の高い仕上がりを実現します。
![タンク](img/combined_roller_02/21.jpg)
![散水タイマー](img/combined_roller_02/22.jpg)
![錆防止で高い品質を実現する樹脂製散水タンク](img/combined_roller_02/23.gif)
樹脂製タンクで、錆の発生による散水ノズルの詰まりを防止し、施工品質の低下を防ぎます。
また、間欠散水タイマーを装備し、ON-OFF制御でタンク内の水を有効活用できます。間欠散水タイマーは、休止時間が2、4、8、16、32秒間で、散水時間がそれぞれ4秒間です。
![優れた起振性が現場作業のコストダウンにつながる](img/combined_roller_02/24.gif)
クラス最大級の起振力、最適な振動数でより早く締め固め作業が完了し、現場作業のコストダウンに寄与します。
![スピード調整や振動のスイッチ切り替えなどスムーズで快適な操作を実現する機能](img/combined_roller_02/25.png)
![前後進レバー](img/combined_roller_02/26.jpg)
![操作レバーで微妙なスピード調整が可能](img/combined_roller_02/27.gif)
スピード調整は前後進レバーにて、1レバー、2スピード方式。転圧時はレバーの操作性に対するスピードの変化を小さくし、微妙なスピード調整が可能。高速走行時には、レバーの操作性に対するスピードの変化を大きくし、移動しやすくなっており、加えて、振動が自動的にOFFになります。
![状況に合わせて振動をスイッチ切り替え](img/combined_roller_02/28.gif)
![振動](img/combined_roller_02/29.jpg)
振動は「自動」機械走行時のみ振動と「手動」が選択可能です。手動時は前後進レバーの振動スイッチで振動ON/OFFの切り替えがおこなえます。
![オペレータに不快な振動を与えないステップ](img/combined_roller_02/30.gif)
![ステップ](img/combined_roller_02/31.jpg)
運転席のステップ部分には防振ゴムを装着し、オペレータに不快な振動を与えません。さらに、開口部にはダンパが装着され容易に開閉可能です。
![排出ガス規制(オフロード法)に対応。自然環境にも優しいエコ施工](img/combined_roller_02/32.png)
![排出ガス基準適合車](img/combined_roller_02/33.gif)
![排出ガス規制(オフロード法)に対応](img/combined_roller_02/34.gif)
掲載機種は、平成18年施行のオフロード法(特定特殊自動車排出ガス規制等に関する法律)に適合しています。
![超低騒音型建設機械](img/combined_roller_02/35.gif)
![国土交通省が指定した「超低騒音型建設機械」です。](img/combined_roller_02/36.gif)
国土交通省が規定した低騒音型建設機械の騒音基準値 (該当機種の場合101dB) から、さらに6dB減じた値を下回る騒音の測定値を得ています。騒音の低減により、施工現場周辺へ配慮した施工がおこなえます。
仕様表
商品コード |
171341 |
クラス |
3tコンバインドローラー転圧センサー付 |
メーカー |
ボーマク |
メーカー名称 |
搭乗型振動ローラ |
型式 |
BW115AC-3 |
運転質量 (kg) |
2,530 |
寸法 (mm) |
全長 |
L |
2,650 |
全幅 |
B |
1,290 |
全高 |
H |
1,730 |
軸距 |
A |
1,950 |
締め固め幅 |
1,200 |
ロール |
径 |
D |
700 |
幅 |
W |
1,200 |
タイヤサイズ |
9.5/65-15 6PR |
最低地上高 |
K |
250 |
カーブクリアランス |
C |
555 |
サイドクリアランス |
O |
45 |
タイヤ数 (本) |
4 |
性能 |
起振力 (kN([kgf]) |
22.5[2,300] |
振動数 (Hz[vpm]) |
60[3,600] |
作業速度 (km/h) |
0-12 |
登坂能力 (%[度]) |
46.6[25] |
最小旋回半径 (m) |
4.0 |
エンジン |
定格出力 (kW[PS]/min-1) |
20.1[27.3]/2,400 |
総行程容積 (L) |
1,499 |
タンク容量 |
燃料タンク (L) |
50 |
散水タンク (L) |
200 |
低騒音指定状況 |
超低 |
排ガス指定状況 |
オフロード(2006年基準) |
寸法図
![タイヤローラー寸法図](img/combined_roller_02/sunpo.gif)