大場多知子：大きのこ祭り

大場多知子は、京都市出身のアーティストです。
青年期、いじめを理由に自宅へひきこもるという経験をしています。精神面でハンディキャップを負いつつも、『絵を描くことが楽しい』という気持ちを軸に、通院やカウンセリングを経てひきこもり状態を脱し、絵画制作を生業としています。
現在は、『天才アートKYOTO』に所属し、市区町村や企業を対象に絵画を提供。
地元京都では、自動販売機のラッピングにデザインが起用されるなど、注目の作家です。

彼女の作品は、動物や植物をモチーフに、日常生活の「おもしろい、美しい」を表現しています。
「大きのこ祭り」は、緻密で写実的なタッチで描かれたきのこの中に、紛れ込ませるように登場する小人の仕掛けに、遊び心を感じられる作品となっています。