高所作業車は、サイズ(高さ)が同じくらいでも、車両の寸法や最大作業半径が異なる場合があります。サイズ別におおよその寸法などを確認しておくと、どのような車両が現場に必要か予測が可能です。
本記事では、サイズごとに代表的な高所作業車の寸法をまとめました。高さ別で大体の車両の寸法を知って、作業現場に適切な高所作業車はどれくらいなのかを把握しましょう。
なお、産業・建設機械のレンタル会社「レント」では、10m未満から20m以上まで、豊富なサイズの高所作業車を取りそろえています。「現場に合うサイズの高所作業車をレンタルしたい」とお考えの方は、以下からお気軽に見積もりを依頼ください。
高所作業車の種類を詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご一読ください。
「10m未満」の高所作業車のサイズ
10m未満の高所作業車のサイズは、主に以下のとおりです。
種類 | 作業床高さ、最大地上高(m) | 最大作業半径(m) | バケット(m) (幅×奥行×高さ) |
車両寸法(mm) (全長×全幅×全高) |
![]() 【4mクラス】 スカイタワー3.8m |
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ー |
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![]() 【8mクラス】 スカイタワー5.8~7.9m |
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ー |
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![]() 【10mクラス】 スカイブーム(作業床高さ9m) |
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![]() 【10mクラス】 スカイZ(作業床高さ9.6m) |
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ー |
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![]() 【10mクラス】 スカイマスター9.7m |
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![]() 【10mクラス】 スカイデッキ9.9m |
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|
※表は横にスクロールできます。
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
各車両を詳しく見ていきましょう。
1.【4mクラス】スカイタワー3.8m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 |
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走行部 |
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作業床高さ(m) |
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積載荷重(kg) |
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|
車両:全高(格納時)(mm) |
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車両:全長(格納時)(mm) |
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車両:全幅(mm) |
|
|
作業台(mm) |
|
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作業台:幅(mm) |
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|
走行速度(km/h) |
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|
登坂能力(度) |
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動力源(V) |
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車両重量(kg) |
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|
操作要件(高所) |
|
|
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
スカイタワー3.8mは、ポスト型の構造で上下に昇降するタイプの高所作業機です。小型かつ軽量なのでエレベーターに搭載できます。
充電する際に使うのは家庭用の100V電源なので、コンセントを確保しやすい点が特徴です。
▼スカイタワー 設備用3.8~4.8m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | ||
型式 |
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走行部 |
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作業床高さ(m) |
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積載荷重(kg) ※伸長部含む |
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車両:全高(格納時)(mm) |
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車両:全長(格納時)(mm) |
|
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車両:全幅(mm) |
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|
作業台:格納時長さ(mm) |
|
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|
作業台:伸長時長さ(mm) |
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- |
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作業台:幅(mm) |
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|
走行速度(km/h) |
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|
登坂能力(度) |
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動力源(V) |
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車両重量(kg) |
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|
操作要件(高所) |
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|
※表は横にスクロールできます。
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
設備のメンテナンス工事に適した4mクラスのスカイタワーもあります。スカイタワー3.8mと同じく家庭用の100V電源で充電でき、上部操作・下部操作の切替も可能です。
クローラー式には「白ゴムクローラー」という床にタイヤの跡を残さないタイプもあり、室内でも安心して使えます。
2.【8mクラス】スカイタワー5.8~7.9m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | ||||
型式 |
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種類 |
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作業床高さ(m) |
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積載荷重(kg) |
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作業台伸長部積載荷重 (kg) | - |
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車両:全高(格納時)(mm) |
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車両:全長(格納時)(mm) |
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車両:全幅(mm) |
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|
作業台:格納時長さ(mm) |
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作業台:伸長時長さ(mm) | - |
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|
作業台:幅(mm) |
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走行速度(km/h) |
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登坂能力(度) |
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動力源(V) |
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作業台上コンセント |
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車両重量(kg) |
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操作要件(高所) |
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※表は横にスクロールできます。
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
8mクラスには、揺れが少ないシザース型のスカイタワー5.8~7.9mがあります。上部操作・下部操作の切替ができるうえ、家庭用100Vの電源で充電が可能です。
作業床がスライドするスライドデッキ式の機種もあり、できるだけ移動ぜずに広い範囲で作業をしたいときに重用されます。
▼スカイタワー 設備用 7.7~9.7m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | ||||
型式 |
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作業床高さ(m) |
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積載荷重(伸長部含む)(kg) |
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作業台伸長部積載荷重 (kg) |
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車両:全高(格納時)(mm) |
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車両:全長(格納時)(mm) |
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車両:全幅(mm) |
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ホイールベース(mm) |
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作業台:格納時長さ(mm) |
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作業台:伸長時長さ(mm) |
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作業台:幅(mm) |
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車体回転時:外周(mm) | - |
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|
走行速度(km/h) |
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- |
登坂能力(度) |
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|
|
- |
動力源(V) |
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作業台上コンセント | - |
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車両重量(kg) |
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|
|
操作要件(高所) |
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※表は横にスクロールできます。
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
設備メンテナンス用の8mクラスのスカイタワーには、スライドデッキ式、ノンマーキング、ノーパンクタイヤが標準装備された機種もあります。
床にタイヤの跡が残らないノンマーキングの車両を使えば、室内の床の汚れを気にせず作業を進められます。
3.【10mクラス】スカイブーム(作業床高さ9m)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 |
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積載荷重(kg) |
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|
最大作業床高さ(m) |
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|
最大作業半径 (m) |
|
|
バケット内寸法(mm) | 幅 |
|
奥行 |
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|
高さ |
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|
ブーム旋回 | 伸縮長さ (mm) |
|
起伏角[1] (度) |
|
|
起伏角[2](度) |
|
|
旋回角度 (度) |
|
|
燃料タンク容量(L) |
|
|
走行速度(km/h) |
|
|
電圧(V) |
|
|
車両寸法 (全縮)(mm) |
全長:L |
|
全幅:W |
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|
全高:H |
|
|
車両総重量(kg) |
|
|
高所作業車操作資格 |
|
|
対策指定 |
|
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
スカイブーム(作業床高さ9m/屈折ブーム/排ガス対策型)は、国土交通省が定める「第2次排出ガス対策型建設機械」に適合した機種があります。
排出ガスの基準値を満たした建設機械のこと。国土交通省は、建設機械が環境に与える大気汚染の負荷軽減を目的として、排出ガス性能の良い建設機械の普及・促進や排出ガス対策を実施している。
スカイブーム(作業床高さ9m/屈折ブーム/排ガス対策型)の詳細を見る
4.【10mクラス】スカイZ(作業床高さ9.6m)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 |
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|
最大作業可能高さ(m) |
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|
最大作業台高さ(m) |
|
|
最大積載荷重(kg) |
|
|
格納時 | 高さ:A (m) |
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長さ:B (m) |
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幅:C(m) |
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ホイールベース:F(m) |
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|
作業台 | 幅:H(cm) |
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長さ:I (cm) |
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|
最大水平リーチ長さ(m) |
|
|
上昇&水平クリアランス(m) |
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動力源DC |
|
|
コンセント台 |
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|
オイルタンク容量(リットル) |
|
|
燃料タンク容量(リットル) |
|
|
機体重量(kg) |
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|
登坂能力 |
|
|
高所作業車操作資格 |
|
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
スカイZ(作業床高さ9.6m)は、ブームを上昇させたまま水平移動できるため、狭くて障害物の多い現場作業に最適です。
バッテリーとエンジンの両用タイプでディーゼル発電機が搭載されており、作業の途中で急に充電が切れてしまう心配がありません。なお、家庭で使われる100V電源で充電ができます。
5.【10mクラス】スカイマスター9.7m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |||
型式 |
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バケット 種類 |
|
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|
最大地上高(m) |
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|
|
|
積載荷重(kg) |
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|
最大作業半径(m) |
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|
内側寸法 幅 (m) |
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|
|
|
内側寸法 奥行(m) |
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|
|
|
内側寸法 高さ(m) |
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|
|
首振角度(度) |
|
|
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|
ブーム ブーム長さ(m) |
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|
|
|
伸縮ストローク(m) |
|
|
|
|
起伏角度(度) |
|
|
|
|
旋回角度(度) |
|
|
|
|
ジャッキ 張出幅(m)前/後 |
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|
|
|
車両寸法 全長(mm) |
|
|
|
|
車両寸法 全幅(mm) |
|
|
|
|
車両寸法 全高(mm) |
|
|
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|
車両総重量(kg) |
|
|
|
|
運転免許 |
|
|
|
|
操作要件(高所) |
|
|
|
|
※表は横にスクロールできます。
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
狭い場所でも安全かつ機動性の高いコンパクトな設計のスカイマスター9.7mは、フルブームで広範囲の作業が可能です。
排気ガス中の窒素酸化物を浄化するアドブルー仕様の車両なら、環境に優しいだけではなく燃料費の節約も期待できます。
▼スカイマスター9.7m 通信仕様
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | ||
型式 |
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バケット 種類 |
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最大地上高(m) |
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|
積載荷重(kg) |
|
|
|
最大作業半径(m) |
|
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内側寸法 幅 (m) |
|
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|
内側寸法 奥行(m) |
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内側寸法 高さ(m) |
|
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|
首振角度(度) |
|
|
|
ブーム ブーム長さ(m) |
|
|
|
伸縮ストローク(m) |
|
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|
起伏角度(度) |
|
|
|
旋回角度(度) |
|
|
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ジャッキ 張出幅(m)前/ 後 |
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|
車両寸法 全長(mm) |
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|
車両寸法 全幅(mm) |
|
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|
車両寸法 全高(mm) |
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|
|
車両総重量(kg) |
|
|
|
運転免許 |
|
|
|
操作要件(高所) |
|
|
|
※表は横にスクロールできます。
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
電気・通信設備のメンテナンスの車両を選ぶ場合は、ブームやバケットに絶縁性の高いFRPを使用した、通信仕様のスカイマスター9.7mがおすすめです。
荷台前部に工具をしまえる収納箱は、防水ゴムパッキンを採用しているため、雨天の際でも安心して使えます。なお、キャビン上部と荷台後方には、専用のハシゴ受けを装備しているので、ハシゴの運搬もできます。
6.【10mクラス】スカイデッキ9.9m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 |
型式 |
|
最大積載荷重 (kg) |
|
最大地上高(m) |
|
最大作業半径 (m) |
|
作業台寸法:長(mm) |
|
作業台寸法:幅(mm) |
|
作業台寸法:高(mm) |
|
デッキ旋回角度(度) |
|
ブーム起伏角度 (度) |
|
アウトリガー張幅 (mm) |
|
格納時寸法 全長(mm) |
|
格納時寸法 全幅(mm) |
|
格納時寸法 全高(mm) |
|
車両総重量(kg) |
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架装シャシ |
|
格納方式 |
|
運転免許 |
|
操作要件(高所) |
|
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
スカイデッキは、足場がない場所でも作業がおこなえる高所作業車です。最大積載荷重は1,000kgで、防音パネルやパイプ、資材などの積み込みができる大型のデッキを搭載しています。
高速道路や高架橋での建設・メンテナンス作業、工場や大型店舗の建設工事などをおこなう場合に役立ちます。
「11m~20m未満」の高所作業車のサイズ
11m~20m未満の高所作業車は、主に以下が挙げられます。
種類 | 作業床高さ、最大地上高(m) | 最大作業半径(m) | バケット(m) (幅×奥行×高さ) |
車両寸法(mm) (全長×全幅×全高) |
![]() 【12mクラス】 スカイブーム(作業床高さ12m) |
|
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![]() 【14mクラス】 スカイブーム(作業床高さ13.5m) |
|
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![]() 【14mクラス】 スカイZ(作業床高さ13.5m) |
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- |
|
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![]() 【17mクラス】 スカイZ(作業床高さ18.3m) |
|
- |
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|
![]() 【12mクラス】 スカイマスター12m |
|
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|
![]() 【12mクラス】 スカイデッキ12m |
|
|
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![]() 【17mクラス】 スカイマスター17m |
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※表は横にスクロールできます。
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
それぞれ順に見ていきましょう。
1.【12mクラス】スカイブーム(作業床高さ12m)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 |
|
|
積載荷重(kg) |
|
|
最大作業床高さ(m) |
|
|
最大作業半径(m) |
|
|
バケット内寸法 (mm) | 幅 |
|
奥行 |
|
|
高さ |
|
|
ブーム旋回 | 伸縮長さ(mm) |
|
起伏角[1](度) |
|
|
起伏角[2](度) |
|
|
旋回角度(度) |
|
|
燃料タンク容量(L) |
|
|
走行速度(km/h) |
|
|
電圧(V) |
|
|
車両寸法(全縮)(mm) | 全長:L |
|
全幅:W |
|
|
全高:H |
|
|
車両総重量(kg) |
|
|
操作要件(高所) |
|
|
対策指定 |
|
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
障害物の乗り越しができ、壁際や狭い場所での高所作業をおこなえる機器が、12mクラスのスカイブームです。屈折ブームを搭載しているため、障害物を避けながら作業を進められます。
クローラーはゴム製で、舗装した路面や仕上げ床に跡を残さないため、傷や汚れを気にせず走行できます。
スカイブーム(作業床高さ12m/屈折ブーム/排ガス対策型)の詳細を見る
2.【14mクラス】スカイブーム(作業床高さ13.5m)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 |
|
|
格納時の高さ:A(m) |
|
|
格納時の長さ:B(m) |
|
|
幅:C(m) |
|
|
ホイール・ベース:D(m) |
|
|
地上クリアランス:E(cm) |
|
|
作業台の長さ:F(cm) |
|
|
作業台の幅:G(cm) |
|
|
最大作業可能高さ(m) |
|
|
最大作業台高さ(m) |
|
|
最大積載荷重(kg) |
|
|
最小回転半径(外周)(m) |
|
|
最小回転半径(内周)(m) |
|
|
燃料 |
|
|
オイルタンク容量(L) |
|
|
燃料タンク容量(L) |
|
|
走行速度(km/h) | ブーム格納時 |
|
ブーム上昇時 |
|
|
ブーム格納時の登坂能力 |
|
|
機体重量(kg) |
|
|
操作要件(高所) |
|
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
作業床高さ13.5mのスカイブームは、軽油を燃料としてディーゼルエンジンで走行します。360度連続して回転できるターンテーブル付きで、左右の首振り角度を気にせず移動が可能です。
地面や床に跡が付きにくいグレータイヤを採用しており、作業後の清掃の手間を減らせます。
3.【14mクラス】スカイZ(作業床高さ13.5m)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 |
|
|
高所作業車操作資格 |
|
|
最大作業可能高さ(m) |
|
|
最大作業台高さ(m) |
|
|
最大積載荷重 (kg) |
|
|
格納時 | 高さ:A(m) |
|
長さ:B(m) |
|
|
幅:C(m) |
|
|
作業台 | 幅:F(cm) |
|
長さ:E(cm) |
|
|
車体回転時 | 外周(m) |
|
内周(m) |
|
|
ターンテーブル | 回転(度) |
|
後尾の振り |
|
|
動力源DC |
|
|
ブーム上昇時走行速度 (km/h) |
|
|
コンセント台 |
|
|
オイルタンク容量(リットル) |
|
|
燃料タンク容量 (リットル) |
|
|
機体重量(kg) |
|
|
登坂能力 |
|
|
高所作業車操作資格 |
|
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
10m以上の高所作業機では珍しい、バッテリーで駆動するタイプの機器として、作業床高さ13.5mのスカイZがあります。
海外製のため国内製よりも移動速度が速く、広い現場でもスピーディーに移動できるため、作業の効率アップが期待できます。ブームを上昇させたまま水平移動できるので、移動のたびにブームを下降させる必要がなく作業を進めやすいです。
4.【17mクラス】スカイZ(作業床高さ18.3m)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 |
|
|
最大作業可能高さ(m) |
|
|
最大作業台高さ(m) |
|
|
格納時 | 高さ:A(m) |
|
長さ:B(m) |
|
|
幅:C(m) |
|
|
ホイールベース:D(m) |
|
|
地上クリアランス:E (cm) |
|
|
作業台 | 幅:F(cm) |
|
長さ:G(cm) |
|
|
最大積載荷重(kg) |
|
|
車体回転時 | 外周(m) |
|
内周(m) |
|
|
ターンテーブル回転(度) |
|
|
動力源 |
|
|
作業台回転(度) |
|
|
作業台コンセント |
|
|
登板能力(%) |
|
|
オイルタンク容量(リットル) |
|
|
燃料タンク容量(リットル) |
|
|
機体重量(kg) |
|
|
高所作業車操作資格 |
|
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
1.8mのジブ付きで屈伸ブームを搭載したスカイZは、アップアンドオーバー機能が付いており、狭い場所や障害物の多い現場に適しています。
【アップアンドオーバー機能とは】
先端にジブを備える伸縮ブームと起伏リンクを装備し、障害物を簡単に避けられる機能のこと。
ブームを上昇させたまま水平移動が可能なうえ、360度連続して回転できるターンテーブルが付いているため、障害物を避けながら広範囲の作業をおこなえます。
5.【12mクラス】スカイマスター12m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | ||||
型式 |
|
|
|
|
|
バケット 種類 |
|
|
|
|
|
最大地上高(m) |
|
|
|
|
|
積載荷重(kg) |
|
|
|
|
|
最大作業半径(m) |
|
|
|
|
|
内側寸法 幅(m) |
|
|
|
|
|
内側寸法 奥行(m) |
|
|
|
|
|
内側寸法 高さ(m) |
|
|
|
|
|
首振角度(度) |
|
|
|
|
|
ブーム ブーム長さ(m) |
|
|
|
|
|
伸縮ストローク(m) |
|
|
|
|
|
起伏角度(度) |
|
|
|
|
|
旋回角度(度) |
|
|
|
|
|
ジャッキ張出幅(mm) |
|
|
|
|
|
車両寸法 全長(mm) |
|
|
|
|
|
車両寸法 全幅(mm) |
|
|
|
|
|
車両寸法 全高(mm) |
|
|
|
|
|
車両総重量(kg) |
|
|
|
|
|
運転免許 |
|
|
|
|
|
操作要件(高所) |
|
|
|
|
|
※表は横にスクロールできます。
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
ここで紹介するのは、12mクラスのスカイマスターです。積載荷重はスカイマスター9.7mと同じ200kgですが、最大地上高やブームの長さ、車両寸法が大きく、より高い位置での作業をおこなえます。
挟まれ事故防止の安全装置や、非常停止ボタンなどが付いた車両もあり、事故のリスクを抑えて作業を進めたい場合に活躍します。
6.【12mクラス】スカイデッキ12m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 |
|
|
最大積載荷重 (kg) |
|
|
最大地上高(m) |
|
|
最大作業半径 (m) |
|
- |
作業台寸法:長(mm) |
|
|
作業台寸法:幅(mm) |
|
|
作業台寸法:高(mm) |
|
|
デッキ旋回角度(度) |
|
|
ブーム起伏角度 (度) |
|
|
アウトリガー張幅 (mm) |
|
|
格納時寸法 全長(mm) |
|
|
格納時寸法 全幅(mm) |
|
|
格納時寸法 全高(mm) |
|
|
車両総重量(kg) |
|
|
架装シャシ |
|
|
格納方式 |
|
|
運転免許 |
|
|
操作要件(高所) |
|
|
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
スカイデッキ12mには、準中型免許で運転できる車両総重量が7.5t未満の車両があります。
垂直方向や水平面(縦・横・斜め)の移動が、それぞれの専用レバー1つで操作できるため、壁面や建物に沿った連続作業、高架橋下の平面移動がしやすい車両です。もう少し高い場所での作業が必要な場合は、スカイデッキ15.5mの利用もおすすめです。
7.【17mクラス】スカイマスター17m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 |
|
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最大地上高(mm) |
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積載荷重(kg) |
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最大作業半径(m) |
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内側寸法 幅(mm) |
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内側寸法 奥行(mm) |
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内側寸法 高さ(mm) |
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ブーム:ブーム長さ(mm) |
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ブーム:伸縮ストローク(mm) |
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- |
旋回角度(度) |
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アウトリガ 張出幅(mm) |
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架装シャシクラス(ton車) |
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車両寸法:全長(mm) |
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車両寸法:全幅(mm) |
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車両寸法:全高(mm) |
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車両総重量(kg) |
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運転免許 |
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操作要件(高所) |
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※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
タッチセンサー付の車両や、衝突被害軽減ブレーキ付きで安全性を高めた車両として、スカイマスター17mがあります。
ドライブレコーダー搭載でトラブルが発生した際の状況や原因を記録できるうえ、ハンドルロックで車両の不正使用や盗難リスクも抑えられます。
「20m以上」の高所作業車のサイズ
20m以上の高所作業車の主なサイズは、以下のとおりです。
種類 | 作業床高さ、最大地上高(m) | 最大作業半径(m) | バケット(m) (幅×奥行×高さ) |
車両寸法(mm) (全長×全幅×全高) |
![]() 【20mクラス】 スカイブーム(作業床高さ19.5m) |
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![]() 【20mクラス】 スカイデッキ19.5m |
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![]() 【27mクラス】 スカイマスター22~28m |
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![]() 【30mクラス】 スカイマスター屈折型(作業床高さ30m) |
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![]() 【32mクラス】 スカイマスター32m |
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※表は横にスクロールできます。
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
代表的な車両を順に見ていきましょう。
1.【20mクラス】スカイブーム(作業床高さ19.5m)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 |
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格納時の高さ:A(m) |
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格納時の長さ:B(m) |
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幅:C(m) |
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ホイール・ベース:D(m) |
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地上クリアランス:E(cm) |
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作業台寸法 長(cm) |
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作業台寸法 幅(cm) |
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作業台寸法 高(m) |
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最大作業可能高さ(m) |
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最大作業台高さ(m) |
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最大積載荷重(kg) |
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|
最小回転半径(外周)(m) |
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最小回転半径(内周)(m) |
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燃料 |
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作業台回転(度) |
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オイルタンク容量(L) |
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|
燃料タンク容量(L) |
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走行速度(km/h) | ブーム格納時 |
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ブーム上昇時 |
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ブーム格納時の登坂能力 |
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操作要件(高所) |
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※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
スカイブーム(作業床高さ19.5m)は、約15度の傾斜を登る能力があるため、坂道などで作業が可能です。跡が付きにくいグレータイヤで走行するので、地面を傷つけたくない場合におすすめします。
ディーゼルエンジンのため、燃費が良い点もメリットの1つです。
2.【20mクラス】スカイデッキ19.5m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 |
型式 |
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最大積載荷重 (kg) |
|
最大地上高(m) |
|
最大作業半径 (m) |
|
作業台寸法:長(mm) |
|
作業台寸法:幅(mm) |
|
作業台寸法:高(mm) |
|
デッキ旋回角度(度) |
|
ブーム起伏角度 (度) |
|
アウトリガー張幅 (mm) |
|
格納時寸法 全長(mm) |
|
格納時寸法 全幅(mm) |
|
格納時寸法 全高(mm) |
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車両総重量(kg) |
|
架装シャシ |
|
格納方式 |
|
運転免許 |
|
操作要件(高所) |
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※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
19.5mのスカイデッキは、ほかのスカイデッキと最大積載荷重は変わらないものの、最大地上高や作業台・車両寸法などが大きくなります。また、以下のように安全性を高める機能が豊富です。
【安全性を高める機能】
- デッキ自動格納装置などの制御装置
- 各種干渉防止装置
- ハンドルロック
- 衝突被害軽減ブレーキ
3.【27mクラス】スカイマスター22~28m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | ||
型式 |
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最大地上高(m) |
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|
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積載荷重(kg) |
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最大作業半径(m) |
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内側寸法 幅(mm) |
|
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内側寸法 奥行(mm) |
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内側寸法 高さ(mm) |
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ブーム ブーム長さ(m) |
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|
伸縮ストローク(m) |
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- |
旋回角度(度) |
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|
アウトリガ 張出幅(mm) |
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架装シャシクラス(ton車) |
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車両寸法 全長(mm) |
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- |
車両寸法 全幅(mm) |
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- |
車両寸法 全高(mm) |
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- |
車両総重量(kg) |
|
|
- |
運転免許 |
|
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操作要件(高所) |
|
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※表は横にスクロールできます。
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
スカイマスター22~28mは、最大地上高に応じて車体が大きくなるため、車体のサイズに合う準中型免許や中型免許(8t限定)が必要です。
車種によっては、バケットサイズの横幅が狭く奥行が広いものや、タッチセンサー付き、衝突被害軽減ブレーキ付きなどの安全性を備えた車両もあります。
▼スカイマスター屈伸型25.5m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 |
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車両諸元 | 架装シャシ |
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全長(mm) |
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|
高(mm) |
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全幅(mm) |
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車両総重量(kg) |
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バスケット | 最大積載量(kg) |
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床面地上高(m) |
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最大地下深さ(m) |
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最大作業半径(m) |
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内側寸法(m) |
|
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首振角度(度) |
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ブーム | 起伏角度 /上げ速度(度/s) |
|
長さ(m) |
|
|
伸ばし速度(m/s) |
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|
旋回角度/速度(度/min-1) |
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折曲げ ブーム |
屈伸速度(度/s) |
|
長さ(m) |
|
|
伸ばし速度(m/s) |
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アウトリガ 張出幅 (m) |
最小 |
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中間1 |
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中間2 |
|
|
最大 |
|
|
運転免許 |
|
|
操作要件(高所) |
|
※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
屈曲ブームや伸縮式折曲ブームが加わったスカイマスター屈伸型(作業床高さ25.5m)は、障害物を避けて作業をおこなえるため、作業範囲が広がります。そのうえ、レバー操作で簡単に水平移動や垂直移動ができるので、作業ポイントへの移動が早くてスムーズです。
ほかにも、作業範囲を規制する装置やアウトリガインジゲータなどの安全性を高める装備が充実しています。
4.【30mクラス】スカイマスター屈折型(作業床高さ30m)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | ||
型式 |
|
||
車両諸元 | 架装シャシ |
|
|
全長 (mm) |
|
||
高 (mm) |
|
||
全幅(mm) |
|
||
最大積載量(kg) |
|
||
車両総重量(kg) |
|
||
バスケット | 最大積載量(kg) |
|
|
床面地上高(m) |
|
||
最大作業半径(m) |
|
||
内側寸法 (m) |
|
||
首振角度 (度) |
|
||
ブーム | 型式 |
|
|
ブーム長さ(m) |
|
||
伸縮ストローク (m) |
|
||
伸縮速度 (s) |
|
||
起伏角度 (度) |
|
||
起伏速度(上・下)(s) |
|
||
折曲ブーム長さ (m) |
|
||
折曲ブーム屈伸角度(度) |
|
||
旋回装置 | 旋回角度 (度) |
|
|
旋回速度 (rpm) |
|
||
アウトリガ | アウトリガ 張幅(mm) |
最小 |
|
中間1 |
|
||
中間2 |
|
||
最大 |
|
||
アウトリガストローク(mm) |
|
||
ジャッキストローク(mm) |
|
||
運転免許 |
|
||
操作要件(高所) |
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※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
通常、高さ30mのスカイマスターは大型免許が必要ですが、スカイマスター屈折型(作業床高さ30m)は車両サイズがコンパクトなため、中型自動車免許(8t限定)で運転可能です。
そのうえ、障害物を避けやすい屈折アーム構造で屋上・地上面下での作業もしやすく、可動範囲の広いブームは、従来は不可能だった建物に近い車両位置での作業を実現しています。
5.【32mクラス】スカイマスター32m
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | ||
型式 |
|
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バケット:積載重量(kg) |
|
||
バケット:最大地上高(m) |
|
||
バケット:最大作業半径(m) |
|
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バケット:内側寸法(mm) (幅×奥行×高さ) |
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||
ブーム:ブーム長さ・速度(m/s) |
|
||
ブーム:伸縮ストローク(m) |
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旋回装置:旋回角度・速度(度/rpm) |
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アウトリガ張出幅(m) |
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架装シャシ |
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||
車両重量(kg) |
|
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車両総重量(kg) |
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免許種別 |
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必要資格(高所) |
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※上記はあくまで一例であり車種によって異なります。
最大作業範囲17mとクラス最大の作業領域を誇るスカイマスター32mは、27mクラスと変わらない車体サイズなので、大型車では入れない場所での作業も可能です。
2本のレバーを併用して使えば、垂直・水平移動のほか斜め上下の移動ができるため、最短距離でバケットの移動ができます。
運転や高所作業には免許や資格が必要
高所作業車を公道で運転する場合、車両総重量や最大積載量によって必要な免許が異なります。さらに高所で作業をおこなうのであれば、作業床の高さに応じた講習も受ける必要があります。
▼「運転」に必要な免許
免許証の種類 | 車両総重量 | 最大積載量 | |
中型 | 準中型免許(5t限定)※H19.6.2~H29.3.11までに普通免許を取得した者 |
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準中型免許 ※H29.3.12以降に準中型免許を取得した者 |
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中型免許(8t限定) ※H19.6.1以前に普通免許を取得した者 |
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中型免許 ※H19.6.2以降に中型免許を取得した者 |
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大型 | 大型免許 |
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▼「高所作業」に必要な講習
種類 | 概要 |
高所作業車運転特別教育 |
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高所作業車運転技能講習 |
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運転免許を持っていても、高所作業には別の資格が必要です。反対に高所作業に必要な講習を受けていても、公道で運転できるわけではありません。スムーズに作業に取りかかるためにも、あらかじめ作業員が各種免許の取得や講習を受けているか確認しましょう。
なお、高所作業車の運転に必要な資格や取得条件などは、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ご一読ください。
現場に適したサイズの高所作業車を選ぶならレント
現場に適したサイズの高所作業車をレンタルするなら、産業・建設機械のレンタル会社「レント」がおすすめです。
サイズの種類が豊富なレントなら現場に適した車両を借りられるうえ、全国の在庫を一元管理しているので希望日に必要な車両を手配できます。
万が一レンタル中に事故や故障が発生しても、負担を抑えられるよう充実した補償サービスも用意しています。「現場に適したサイズの高所作業車をレンタルしたい」とお考えの場合は、以下よりお気軽に見積もりを依頼ください。
高所作業車をレンタルするメリットや注意点はこちらの記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。