トンネルの維持・補修などの軽作業の効率化に貢献する、垂直昇降型高所作業車です。
2tクラスでは最大の大きさを持つ拡張型作業床を、ローラージャッキ付の軽量・コンパクトボディに搭載しました。
作業をサポートする装備や安全装置により、さらに効率を高めます。
トンネル作業だけでなく、信号、標識などの工事作業にもご活用いただけます。

作業床は左右に拡張することができ、上下・前後方向の作業可能範囲を広く確保。両側拡張時の広さは、2tクラスでは最大の作業床2,760mm×2,650mmを実現しています。
作業員2名が余裕をもって作業が可能で、車両移動の回数が低減されるため、作業効率と安全性向上に貢献します。
上部操作装置はプラットフォーム外側に配され、床面の広さを有効に使えます。

拡張部分の積載能力は250kg。作業床全体では450kgの積載が可能です。
作業に使用する機材に加えて、拡張部分に作業員2名が搭乗できます。

床は鋼板製で、プラットフォーム床面からの資材などの落下を防止しています。

ベース車両は2tクラスで車両総重量は5t未満です。
作業床格納時のサイズはL5,110×W1,690×H2,540で、高さ・重量ともにクラス最小・最軽量を誇るコンパクトなボディサイズです。

標準的なバケット車で作業する場合は、ブームやジャッキを格納して移動する必要がありますが、ローラージャッキによりプラットフォームが上昇したまま移動が可能です。
作業姿勢のままで移動できるため連続作業が可能となり、トンネルの維持・補修作業を効率的におこなえます。
ローラージャッキは横張り出しが無く、路面傾斜角度は前後6度、左右3度まで対応しています。

乗降が安全におこなえる階段式ステップ。
ステップ最上段位置とプラットフォーム床面位置の段差がないため、ステップ上段を仮置台にして資材や機材の積み込みが容易です。
また、ステップ下には発電機置き場を装備しています。

プラットフォームを格納しないとジャッキ格納ができない”格納忘れインターロック装置”などをはじめとした、安全装置を装備しています。
“ジャッキインターロック装置”、”車体傾斜時作動規制装置”など、作業時の安全性を高めます。

インターホン

キャビン内の運転者とプラットフォームの作業者との間で会話をおこなうことができ、走行作業中の安全確認や作業状況の連絡に役立ちます。

仕様表

• ※1 定格積載時
• ※2 1本あたり
• ※ 掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。運転免許・操作要件は目安としてご覧ください。

寸法図

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