例えば「パレットトラックのレンタル料金はどのくらいだろう」と思ったことはありませんか?
おおよその料金を事前に把握しておくと、予算内で作業に最適なリフターを選べます。
本記事では、各種リフターをレンタルするときの料金相場をまとめました。内訳にはどのような料金が含まれているのかも解説しているので、コストを抑えてレンタルしたい場合は、ご一読ください。
なお、産業・建設機械のレンタル会社「レント」では様々な種類のリフターを取りそろえています。豊富なラインナップから作業に適した機種を選びたい場合は、以下のボタンよりお気軽に見積もりを依頼ください。
各種リフトのレンタル料金相場
リフターのレンタル料金は、機種や耐荷重によって異なります。各レンタル会社の料金表を参考にした相場は以下のとおりです。
1.ハンドリフトのレンタル料金

ハンドリフトのレンタル料金は、おもに耐荷重によって異なります。各レンタル会社の料金表を参考にした相場は以下のとおりです。
▼料金相場(日額)
| 耐荷重 | レンタル料金 |
| 1.5tクラス | 2,500円~3,200円 |
| 3tクラス | 4,600円~8,000円 |
| 5tクラス | 8,000円~13,000円 |
▼料金相場(月額)
| 耐荷重 | レンタル料金 |
| 1.5tクラス | 30,000円~50,000円 |
| 3tクラス | 70,000円~120,000円 |
| 5tクラス | 120,000円~200,000円 |
※2025年12月調査
ハンドリフトは、手動でパレットを持ち上げて移動するためのリフターで、別名「ハンドパレットトラック」とも呼ばれます。
電源不要でどこでも使えるのが特徴ですが、重量物や長時間作業には不向きです。
近年は電動アシスト付きモデルも登場し、作業負担の軽減に役立っています。
2.ハイリフトのレンタル料金相場

続いてハイリフトのレンタル料金です、
電動式、手動式によって大きく異なります。各レンタル会社の料金表を参考にした相場は以下のとおりです。
▼料金相場(日額)
| 駆動方式 | レンタル料金 |
| 手動式 | 4,000円~7,000円 |
| 電動式 | 7,000円~11,000円 |
▼料金相場(月額)
| 駆動方式 | レンタル料金 |
| 手動式 | 50,000円~100,000円 |
| 電動式 | 100,000円~170,000円 |
※2025年12月調査
ハイリフトは「パワーリフター」とも呼ばれ、パレットや資材を高所へ安全に搬送する昇降機です。
コンパクト設計で狭いスペースでも作業可能で、電動式や手動式など種類があります。
選定時は作業環境に合わせ、安全機能を備えた機種を選ぶことが重要です。
3.テーブルリフトのレンタル料金相場

次にテーブルリフトのレンタル料金です、
キャスター式と設置式がありそれぞれ利用場面が異なります。各レンタル会社の料金表を参考にした相場は以下のとおりです。
▼料金相場(日額)
| 種類 | レンタル料金/日 |
| キャスター型 | 4,000円~6,000円 |
| 設置型 | 5,000円~9,000円 |
▼料金相場(月額)
| 種類 | レンタル料金/日 |
| キャスター型 | 60,000円~90,000円 |
| 設置型 | 85,000円~135,000円 |
※2025年12月調査
テーブルリフトは、安定して荷台を上下させるリフターで、荷物の積み下ろしや作業高さの調整に使われます。
工場や倉庫などで作業効率を高め、負担を軽減するのが特徴です。
選定時は最大荷重やテーブルサイズ、安全装置の有無を確認し、据え置き型や移動型など用途に合ったタイプを選びます。
4.フォークリフトのレンタル料金相場

フォークリフトのレンタル料金に関しては
別途下記記事にてまとめてあります
フォークリフトの導入を検討する際、気になるのが導入にかかる値段ではないでしょうか。購入には数百万円規模の高額な投資が必要なため、「相場を知らず現場に合わない機種を選んで、失敗したくない」と慎重になる方も少なくありません。 そこで本記事[…]
フォークリフトは、工場や倉庫で重量物を運搬する自走式リフターで、パレットを持ち上げ長距離移動が可能です。
屋外でも使用でき、動力はエンジンやバッテリー式があります。
運転には技能講習が必要で、安全点検を行い、用途に応じてリーチ式やカウンターバランス式などを選びます。
【補足】レンタル料金の内訳
各種リフターをレンタルする際は、基本料金のほかに以下のような費用が発生します。
| 項目 | 内容 |
| レンタル料金 |
|
| オプション料金 |
|
| 運搬費用 |
|
| 補償・保険料 |
|
リフターの配送対応の有無はレンタル会社によって異なるため、事前に確認しましょう。配送に対応していない場合は営業所まで取りに行く必要があり、その人員や車両を確保することが必要です。
レンタル時は、基本料金だけでなく、運搬に関する費用も発生します。そのため、レンタルする際は見積もりをとって、総額を把握しておくのがおすすめです。
レントでも見積もりが可能ですので、「実際に必要な料金を確認したい」という場合は以下よりお気軽に依頼ください。
リフターのレンタル会社を選ぶ3つのポイント
ここでは、レンタル会社を選ぶときに確認すべき3つのポイントを解説します。

それぞれ見ていきましょう。
1.現場に適した機種を取り扱っている
まず、取り扱い機種が豊富なレンタル会社を選びましょう。現場に最適なリフターを見つけやすくなり、効率的な作業が可能になります
各種リフターについては機種ごとの特徴を下記記事にまとめてあります。
リフターとは、重量物を持ち上げ、移動させるための機械です。工場や倉庫、建設現場など、様々な場所で活躍し、作業効率の向上、作業者の負担軽減に大きく貢献しています。人力では困難な作業をリフターが代わりに行うことで、時間短縮や安全性の確保に繋がり[…]
上記を踏まえたうえで、現場の状況に応じて必要な機能も選びましょう。
【現場条件に応じた機能例】
- 決まった高さで作業する:テーブルリフト
- 高所へ何度も荷物を動かす:ハイリフト電動式
- 移動距離が多い現場:フォークリフト
例えば、高所へたくさんの荷物を移動させる場合、電動式のハイリフトを使用すれば、作業者の疲労が軽減され効率的な作業が可能になります。
このように現場に最適なリフターを用意するためには、取り扱い機種が豊富なレンタル会社を選ぶことが重要です。
2.運搬車両も併せてレンタルできる
運搬車両も併せてレンタルできるかを確認しておくことも重要です。まとめてレンタルできる会社なら、複数の業者とやり取りする手間が省け、配送や返却の手続きも一度で済みます。
運搬車両としては、以下があります。
| 項目 | 詳細 |
| クレーン付トラック |
|
| PG付トラック |
|
このような運搬車両は、レンタル会社によっては保有が無く、ほかのレンタル会社で借りたりしなければならないケースもあります。
そこで、事前に車両の取り扱い状況を確認しておけば、余計な手続きが不要になります。
3.補償サービスが充実している
補償が充実している会社を選ぶことで、万が一のトラブル時も高額な修理費を負担せずに済みます。故障や破損が発生した場合に備え、レンタル会社の補償内容を事前に確認しましょう。
補償内容は、レンタル会社によって以下のように異なります。

補償の範囲が限られている場合、故障や破損で修理が必要になると、高額な費用がかかる可能性もあるため注意が必要です。補償サービスが充実しているレンタル会社を選ぶことは、万一のトラブル時も費用負担を抑えることにつながります。
リフターをレンタルするなら「レント」がおすすめ
リフターの導入ならレンタルがおすすめです。レントでは、小型から大型まで、幅広いラインナップの製品を取り扱っており、用途や現場の規模に合わせて最適な機種を選べます。
全社で在庫管理を一元化しているため、全国の保有機器から希望の機種を取り寄せることも可能です。

またレントには、万が一の事故や故障時も修理費用の負担を抑えられる「安心サポート制度」があります。
【レントの安心サポート制度】
- 「お客様負担金額」を超えない損害の場合
- サポート料(補償制度の掛け金)+実損害額+休車料
- 「お客様負担金額」を超える損害の場合
- サポート料(補償制度の掛け金)+お客様負担金額+休車料
※保険金の支払限度額を超える損害や、お客様の重大な過失が原因の場合は、ご負担が発生することがございます。
- サポート料(補償制度の掛け金)+お客様負担金額+休車料
レントなら豊富な在庫と充実した補償制度で、安心してリフターをご利用いただけます。リフターのレンタルをご検討の方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
レンタルにおすすめのリフター5選
レンタルにおすすめのリフターを、以下のとおり紹介します。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
1.ハンドリフト

| 項目 | 詳細 |
| 能力(kg) | 1,500 |
| 全長(mm) | 1,030~2,010 |
| 自重(kg) | 74~104.2 |
前述のとおり、ハンドリフトは様々な運搬の場面で活躍する機材です。積載荷重は1t以下から5tの大型の機種と、豊富な種類があります。
さらに、計量機能がついたスケール付タイプ・金庫運搬用の一本爪タイプ・多種のパレットが運搬可能なフォーク幅がスライドするタイプや、補助輪付やブレーキなど安全対策があるタイプもあるので、作業に最適な機材を選べます。
2.ハイリフト
レンタルにおすすめのハイリフトとして、以下の2種類を紹介します。
▼ハイリフト(手動式)

| 項目 | 詳細 |
| 積載荷重(kg) | 380~1000 |
| 荷重中心距離(mm) | 400 |
| フォーク最低高(mm) | 80~95 |
| フォーク最高高(mm) | 840~2,500 |
| 重量(kg) | 135~275 |
ハイリフト(手動式)は、重量物や資材を高所へ安全に持ち上げるための昇降機で、電源不要のため屋内外問わず幅広い現場で利用できます。
フォーク巾を簡単に調整可能でフォークリフトと比べて狭いスペースでも使用できる、取り回しのよい機材です。
▼ハイリフト500kg(バッテリー式)

| 項目 | 詳細 |
| 積載荷重(kg) | 500 |
| 荷重中心距離(mm) | 300~400 |
| フォーク最低高(mm) | 77~350 |
| フォーク最高高(mm) | 1,590~4,200 |
| 重量(kg) | 185~450 |
バッテリー式のハイリフトは電動駆動でスムーズに昇降できるため、手動ポンプ操作に比べて時間と労力を大幅に削減できます。
ボタン操作で簡単に昇降できるので、長時間の作業や繰り返し作業でも疲労が少ないです。
また、安定した昇降速度と制御機能により、荷物の落下や操作ミスのリスクを低減します。
3.テーブルリフト
レンタルにおすすめのテーブルリフトとして、以下の2種類を紹介します。
▼テーブルリフト(キャスター付き)

| 項目 | 詳細 |
| 最大積載荷重 (kg) | 120~1,000 |
| ストローク (mm) | 400~1090 |
| 自重 (kg) | 17~165 |
テーブルリフト(キャスター付き)は、重量物や資材を安全に昇降させるための作業台で、キャスターを備えているため現場内での移動が容易です。
高さ調整が可能なため、荷物の積み込みや作業台としての利用に最適で、倉庫や工場など幅広い現場で活躍します。
急降下防止装置や過負荷防止装置、強力なパーキングブレーキなど安全対策装置のついた機種もございます。
▼テーブルリフト(設置型)

※画像は代表商品のものです。
| 項目 | 詳細 | |||
| 型式 | NX100ND | NX100ND | LX200N-B | |
| 能力(kg) | 1,000 | 1,000 | 2,000 | |
| テーブル寸法 (mm) | 幅 | 640 | 640 | 732 |
| 長さ | 1,500 | 1,500 | 1,350 | |
| 最低高 | 205 | 205 | 95 | |
| 最高高 | 1,155 | 1,155 | 995 | |
| ストローク | 950 | 950 | 900 | |
| モーター | 電源(V) | 三相200 | 三相200 | 三相200 |
| kW | 1.13 | 1.13 | 1.5 | |
| 揚速(秒) | 50Hz | 17 | 17 | 29 |
| 60Hz | 14 | 14 | 24 | |
| 自重(kg) | 248 | 248 | 343 | |
| 油圧ユニット | 内蔵 | 内蔵 | 別置 | |
| ケーブル | 電源 | 4.9 | 4.9 | 5.3 |
| 操作SW | 3 | 3 | 3.5 | |
| 高圧ホース | - | - | 2.5 | |
※表は横にスクロールできます。
※掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。
テーブルリフトは、油圧でテーブルを昇降させ、作業に最適な高さへ簡単に調整できます。
1,000kgまで持ち上げられるテーブルリフトは、外からかかる力に強く耐久性に優れているので、壊れにくい製品です。主に、工場や物流センターの倉庫などで昇降式の作業台として使われています。
2,000kgの荷物に対応できるテーブルリフトは、テーブルの最低高が95mmです。そのため、平台車やメッシュパレットをそのまま載せられます。
4.フォークリフト フルフリーハイマスト

| 項目 | 概要 |
| 最大荷重(kg) | 700~2,500 |
| 基準荷重中心(mm) | 400~500 |
| 最大揚程(mm) | 5,000~6,000 |
| マスト形状 | フルフリー3段 |
| 車両重量(kg) | 2,640~4900 |
| 操作要件 | 技能講習 |
※記載の情報は代表機種のものです。納品される機械とは異なる場合がございます。
フルフリーハイマストは、天井の高さが限られた場所で、車高を変えずにフォークを上昇させたい場合に向いている車両です。標準3mの最大揚程では届かない5m~6mの高い場所への積み付けが可能です。
大きさは1.5~5tクラスと幅広く、倉庫やコンテナ、船舶などのフォークの上昇に制限があるスペースで活躍します。サイドシフトフォーク、後方警告LEDブルーライト、登録ナンバー付きなどもレンタル可能なため、効率的に作業を進められます。
5.ローリフト

| 項目 | 詳細 |
| 動力 | バッテリー (24V/65Ah) |
| 充電機入力 (V) | 単相100 |
| 最大荷重 (kg) | 1,500 |
| フォーク最低位 (mm) | 75 |
| フォーク最高位 (mm) | 180 |
中小規模の荷役作業に最適。倉庫内や工場でのパレット運搬に大活躍します。
コンパクト設計で狭い通路でもスムーズに操作可能。高い機動性で作業効率アップ。
トヨタ独自の安全技術搭載、オペレーターの安全を守る各種セーフティ機能を装備しています。
料金の相場を知ってからリフターをレンタルしよう

リフターのレンタル料金は、機種や耐荷重やレンタル会社、時期などによって大きく異なります。使う期間や場所などが決まったら、見積もりを出してもらい料金を把握し、予算内で最適な機種を選びましょう。
なお、リフターをレンタルするなら、産業・建設機械のレンタル会社「レント」がおすすめです。様々な製品ラインナップを用意しており、作業場所に合ったリフターを借りられます。
また、手厚い補償制度を整えているので、作業中の事故や故障などのトラブルが発生した場合でも、負担する金額を抑えられます。できるだけコストをかけずにリフターをレンタルしたい場合は、以下のボタンからお気軽に見積もりを依頼ください。