コンプレッサーはさまざまなメーカーが製造しており、特徴や強みが異なります。本記事では、代表的なコンプレッサーメーカー5社についてまとめました。
各社でおすすめの商品も紹介するので、メーカー別にどのようなコンプレッサーを扱っているのか知りたい場合は、ご一読ください。
なお、産業・建設機械のレンタル会社「レント」では、主要メーカーのコンプレッサーを取り扱っています。工場用の大型タイプから家庭用電源(100V)で使えるコンパクトタイプまで、豊富なラインナップをご用意していますので「信頼できるメーカーの製品を探している」という場合は、以下のボタンからお気軽に見積もりをご依頼ください。
コンプレッサーとは
コンプレッサーは、気体を圧縮して対応する機械へ送り出す装置です。さまざまな種類があり、圧縮方式によって主に以下の3つに分けられます。
【コンプレッサーの代表的な種類】
- スクリュー式コンプレッサー:2本のスクリューが回転しながら空気を圧縮する
- スクロール式コンプレッサー:円形のスクロールが回転して圧縮した空気を作る
- レシプロ式コンプレッサー:ピストンを使って圧縮した空気を生む
上記のコンプレッサーは、工場や建設、医療など幅広い分野で使われています。コンプレッサーの詳しい仕組みや用途は、以下の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
コンプレッサーとは、圧縮した空気を作り対応する製品の動力源となる機械です。建設機器や医療機器、食品加工ラインなど、幅広い場面で活躍しています。 本記事では、コンプレッサーのなかでも「エアコンプレッサー」を中心に、仕組みや用途、選び方な[…]
おすすめのコンプレッサーメーカー5選
ここからは、おすすめのコンプレッサーメーカー5社を紹介します。
【おすすめのコンプレッサーメーカー5選】
順に見ていきましょう。
1.株式会社AIRMAN(北越工業株式会社)
出典:株式会社AIRMAN
項目 | 詳細 |
会社名 | 株式会社AIRMAN |
住所 |
|
事業内容 | 以下の製造や販売など
|
創業 | 1938年5月15日 |
資本金 | 34億1,654万円 |
まず紹介するのは、株式会社AIRMANです。以前は「北越工業株式会社」という社名でしたが、2025年4月1日に現在の社名へ変更されました。「AIRMAN(エアマン)」ブランドで知られ、エンジン式やモーター式、屋外に設置できるコンプレッサーなどを製造・販売しています。
【株式会社AIRMANの製品例】
1.オイルフリーインバーター式コンプレッサ(スクリュー/全天候型)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 | SMAD55VD-E | SMAD75VD-E |
周波数(Hz) | 50/60 | 50/60 |
吐出し空気量(㎥/min) | 9.2 | 13 |
出力(kW) | 55 | 75 |
制御圧力(MPa) | 0.7 | 0.7 |
電源電圧(V) | 三相 200/200・220 | 三相 200/200・220 |
全幅(mm) | 2,500 | 2,700 |
奥行(mm) | 1,250 | 1,505 |
全高(mm) | 1,800 | 1,905 |
機体質量(kg) | 1,625 | 2,240 |
騒音値(dB(A)) | 62 | 66 |
※掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。
オイルフリーインバーター式コンプレッサでは、インバーター制御により、圧力変動が±0.01MPaの精密な圧力を一定に制御できます。
「外気温が低いときはモーターを低回転で運転させ、消費エネルギーを抑制する」のように、外気の温度と吐出圧力に応じてモーターの回転速度を自動でコントロール可能です。
「タッチパネルで簡単に操作できる」「遠隔から稼働させられる」という使いやすさのほかに、停電しても復旧しだいすぐに再始動できる機能も備わっています。
オイルフリーインバーター式 コンプレッサ(スクリュー/全天候型)の詳細を見る
2.給油式コンプレッサ(スクリュー/全天候型)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |||||
型式 | SMS11SD-66 | SMS-15VD-6 | SMS-22VD | SMS-37VD-8 | SMS-55VD-6 | SMS75EVD-E |
周波数 (Hz) | 60 | 60 | 60 | 60 | 60 | 60 |
吐出し空気量 (m3/min) | 1.6 | 2.3 | 3.4 | 5.9 | 8.8 | 12.8~11.9 |
出力 (kW) | 11 | 15 | 22 | 37 | 55 | 75 |
制御圧力(MPa) | 0.83 | 0.69 | 0.69 | 0.69 | 0.7 | 0.6~0.7 |
電源電圧 (V) | 三相200・220 | 三相200・220 | 三相200・220 | 三相200・220 | 三相200・220 | 三相200・220 |
全幅 (mm) | 1,475 | 1,685 | 1,930 | 2,220 | 2,500 | 2,850 |
奥行 (mm) | 810 | 900 | 925 | 1,040 | 1,220 | 1,400 |
全高 (mm) | 1,100 | 1,135 | 1,235 | 1,405 | 1,640 | 2,060 |
機体質量 (kg) | 470 | 590 | 800 | 1,120 | 1,760 | 2,130 |
騒音値 (dB(A)) | 60 | 58 | 56 | 60 | 66 | 61 |
※表は横にスクロールできます。
※掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。
スクリュータイプの給油式コンプレッサのうち「全天候型」の機種は、設置場所を選ばず屋内外に設置することが可能です。そのため、屋上や通路、階段下など、空いているスペースを活用できます。
屋外へ設置する場合は、そのまま外気へ排熱し直接冷却するため、ダクトや換気が不要でコンプレッサの熱が気になりません。天気を気にせずコンプレッサを設置したい場合におすすめです。
3.エンジンコンプレッサ
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | ||
型式 | PDS55S-5C1 | PDS390S-5B1 | PDS655S-4B2 |
吐出し空気量 (m3/min) | 1.55 | 11 | 17.9 |
定格出力 (kW/min-1) | 10.5/3,200 | 80.9/2,400 | 118/2,500 |
制御圧力(MPa) | 0.69 | 0.7 | 0.7 |
燃料タンク容量 (L) | 18 | 180 | 270 |
空気出口接続管径(A[B]) | 20A [3/4B]×1ヶ | 20A [3/4B]×4ヶ 50A[2B]×1ヶ |
20A [3/4B]×4ヶ
50A[2B]×1ヶ |
全長 (mm) | 1,300 | 2,600 | 3,650 |
全幅 (mm) | 720 | 1,300 | 1,685 |
全高 (mm) | 820 | 1,400 | 2,070 |
乾燥質量 (kg) | 320 | 1655 | 2850 |
運転整備質量 (kg) | 350 | 1870 | 3190 |
低騒音指定状況 | 超低 | 超低 | 低 |
ボディ形状 | ボックス | ボックス | トレーラー |
※表は横にスクロールできます。
※掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。
エンジンコンプレッサは動力源がエンジンで、電源の確保が難しい場所でも使えるタイプです。軽油を燃料とするので、オイルを使っても問題ない現場に向いています。
本体の形状は、移動が少ない現場向けの「ボックスタイプ」と、キャスターが付いていて移動させやすい「トレーラータイプ」の2つです。いずれも騒音が少ないため、周辺の環境に配慮したい場合に活用できます。
2.アネスト岩田株式会社
出典:アネスト岩田株式会社
項目 | 詳細 |
会社名 | アネスト岩田株式会社 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区新吉田町3176番地 |
事業内容 | 以下の製造や販売
|
創業 | 1926年5月 |
資本金 | 33億5,435万円 |
アネスト岩田株式会社は、塗装機器・設備とともに、コンプレッサー事業も展開しているメーカーです。
1991年に世界で初めてオイルフリースクロールコンプレッサーを開発・製品化しました。製品ラインナップが幅広く、レシプロ式・スクロール式・スクリュー式・クロー式を取りそろえています。
【アネスト岩田株式会社の製品例】
1.オイルフリーコンプレッサ(レシプロ/パッケージ型)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 |
|
||||
型式 | CFP15CF-8.5D | CFP37CF-8.5D | CFP37CF-8.5D | CFP55CF-8.5D | CFP75CF-8.5D |
CFP75CF-8.5DM6
|
周波数 (Hz) | 60 | 50 | 60 | 60 | 50 | 60 |
吐出し空気量 (L/min) | 160 | 375 | 375 | 565 | 825 | 825 |
出力 (kW) | 1.5 | 3.7 | 3.7 | 5.5 | 7.5 | 7.5 |
制御圧力(MPa) | 0.7~0.85 | 0.7~0.85 | 0.7~0.85 | 0.7~0.85 | 0.7~0.85 | 0.7~0.85 |
電源電圧 (V) | 三相200 | 三相200 | 三相200・220 | 三相200・220 | 三相200 | 三相200・220 |
空気タンク容量 (L) | 25 | 39 | 39 | 70 | 70 | 70 |
全幅 (mm) | 695 | 890 | 890 | 1,170 | 1,230 | 1,230 |
奥行 (mm) | 585 | 655 | 655 | 745 | 870 | 870 |
全高 (mm) | 1,000 | 1,200 | 1,200 | 1,530 | 1,480 | 1,480 |
機体質量 (kg) | 110 | 182 | 182 | 330 | 380 | 380 |
騒音値 (dB(A)) | 58 | 56 | 56 | 56 | 56 | 56 |
※表は横にスクロールできます。
※掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。
レシプロ式でボックス型のオイルフリーコンプレッサは、油分が含まれないクリーンな圧縮空気を採用しているため、製品や配管・装置へオイルの影響がありません。
インバーター制御が可能なタイプは、圧縮機の回転速度を制御し、空気量が変動した場合でも圧力を一定に保てるため、使用する空気量に合ったむだのない運転が可能です。
オイルフリーコンプレッサ (レシプロ/ボックス型)の詳細を見る
2.給油式コンプレッサ(レシプロ/タンク型)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |||
型式 | TLP37B-14 | TLP55EF-14 | TLP75E-10 | TLP110E-14 |
周波数(Hz) | 60 | 60 | 60 | 60 |
吐出し空気量(L/min) | 390 | 590 | 855 | 1,125 |
出力(kW) | 3.7 | 5.5 | 7.5 | 11 |
制御圧力(MPa) | 1.15~1.4 | 1.15~1.4 | 0.8~1.0 | 1.15~1.4 |
電源電圧(V) | 三相200・220 | 三相200・220 | 三相200・220 | 三相200・220 |
空気タンク容量(L) | 220 | 180 | 180 | 200 |
全幅(mm) | 1,500 | 1,535 | 1,535 | 1,684 |
奥行(mm) | 550 | 575 | 585 | 650 |
全高(mm) | 1,080 | 1,000 | 1,089 | 1,097 |
機体質量(kg) | 165 | 235 | 252 | 299 |
騒音値(dB(A)) | 71 | 72 | 73 | 77 |
※表は横にスクロールできます。
※掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。
持ち運びしやすいタンクマウントタイプとして紹介するのは、レシプロ式タンク型の給油式コンプレッサです。基本性能はもちろん、耐久性、安全性を高水準でクリアしています。
「圧力開閉制御」という運転制御の方式を採用しており、タンク内の圧力が上限に達すると、圧力開閉器が働いて電路を遮断します。モーターの電源が切れて、コンプレッサを自動的に停止できるので安心です。なお、構造がシンプルでメンテナンスが簡単な点も、メリットといえます。
3.エンジンコンプレッサ(レシプロ)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 |
型式 | PLUE22B-10 |
吐出し空気量(L/min) | 265 |
定格出力(kW/min⁻¹) | 2.2 |
制御圧力(MPa) | 0.8~1.0 |
使用燃料 | ガソリン |
空気出口接続管径(A[B]) | G1/4×2ボールコック |
全幅 (mm) | 900 |
奥行 (mm) | 405 |
全高 (mm) | 680 |
乾燥質量(kg) | 60 |
ボディ形状 | ボックス |
※掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。
レシプロ方式を採用したエンジンコンプレッサは、構造がシンプルでメンテナンスがおこないやすい機器です。
必要な燃料はガソリンで動力源はエンジンなので、タイヤの空気入れや農業機械の清掃など、電源がない場所で作業したい場合に向いています。
3.株式会社 日立産機システム
項目 | 詳細 |
会社名 | 株式会社 日立産機システム |
住所 | 東京都千代田区外神田一丁目5番1号 住友不動産秋葉原ファーストビル |
事業内容 |
|
設立 | 2002年4月1日 |
資本金 | 100億円(株式会社 日立製作所の100%出資) |
次は、日立グループ会社のなかで産業電機を扱っているメーカーとして「株式会社 日立産機システム」を紹介します。
国産初の空気圧縮機を製造した実績を持ち、過去には世界初の1段式オイルフリースクリューエアコンプレッサーを発売しています(※参考)。
製品ラインナップが幅広く、小型から大型までさまざまな大きさのエアコンプレッサーを取りそろえている点が強みです。
【株式会社 日立産機システムの製品例】
1.オイルフリーコンプレッサ(スクロール/タンク付き)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 |
型式 | SRL-A7.5DV どこでもエアー仕様 |
周波数 (Hz) | 50/60 |
吐出し空気量(L/min) | 500/725/850 |
出力 (kW) | 3.7/5.5/7.5 |
制御圧力(MPa) | 0.30~0.90(標準設定0.65) |
電源電圧 (V) | 三相200/200・220 |
空気タンク容量(L) | 48(24×2) |
全幅 (mm) | 730 |
奥行 (mm) | 1,005 |
全高 (mm) | 1,130 |
機体質量 (kg) | 250 |
騒音値 (dB(A)) | 53 |
※掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。
スクロール式でタンクが付いているオイルフリーコンプレッサは、本体と別に周辺機器を手配する必要がない機種です。
【オイルフリーコンプレッサ(スクロール/タンク付き)の装備】
- 空気タンク:圧縮した空気を蓄える
- オートドレントラップ:コンプレッサから出る水分を排出する
- フィルターレギュレータ:ゴミなどの異物を取り除き、圧力を一定に調整する
「作業場所に届くようエアホースを延長するなど」追加の対応を必要としなければ、基本的にはそのまま使えるため準備が楽です。設置場所の電源容量に合わせて3.7・5.5・7.5kWに出力を切り替えられる、パワーリミッタ機能も付いており、必要なときに必要な場所で使える製品です。
オイルフリーコンプレッサ(スクロール/タンク付き)の詳細を見る
2.オイルフリーコンプレッサ(レシプロ/ボックス型)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 | POD-11VNPB | POD-15MNPB6 |
周波数 (Hz) | 50/60 | 60 |
吐出し空気量(L/min) | 1,335 | 1,700 |
出力 (kW) | 11 | 15 |
制御圧力(MPa) | 0.70~0.85 | 0.70~0.85 |
電源電圧 (V) | 三相200 | 三相200・220 |
空気タンク容量(L) | 32 | 32 |
全幅 (mm) | 1,302 | 1,353 |
奥行 (mm) | 945 | 945 |
全高 (mm) | 1,400 | 1,400 |
機体質量 (kg) | 505 | 554 |
騒音値 (dB(A)) | 62 | 66 |
※掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。
空気を圧縮するパーツ内で油を使用せず、きれいなエアを供給できるタイプとして、レシプロ式・ボックス型のオイルフリーコンプレッサを紹介します。オイルフリータイプなので、対応機器や配管などへオイルが混入する心配がありません。
圧縮機の回転スピードを制御して空気量が変動した場合でも圧力を一定にできる「インバーター制御」が可能な機種もあるため、むだのない運転で高品質のエアを供給できます。
オイルフリーコンプレッサ (レシプロ/ボックス型)の詳細を見る
4.デンヨー株式会社
出典:デンヨー株式会社
項目 | 詳細 |
会社名 | デンヨー株式会社 |
住所 | 東京都中央区日本橋堀留町二丁目8番5号 |
事業内容 | 以下の製造や販売
|
創業 | 1948年7月 |
資本金 | 1,954百万円 |
デンヨー株式会社は、エンジンを使った発電機や溶接機で高い国内シェアを持つメーカーです。その技術を活かし、コンプレッサーもエンジンを使った製品に強みがあります。
1973年からエンジンコンプレッサーを開発しており、「DISシリーズ」のエンジンコンプレッサは、防音型で電気代を削減できるのが特徴です。
【デンヨー株式会社の製品例】
1.エンジンコンプレッサ 高圧
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 | DIS-200VPB | DIS-200VPS-D |
吐出し空気量(㎥/min) | 21.2(定格)~22.7~24.0~25.5 | 21.2(定格)~22.7~24.0~25.5 |
定格出力(kW/min⁻¹) | 197/2,100(定格)~2,180~2,260~2,350 | 197/2,100(定格)~2,180~2,260~2,350 |
制御圧力(MPa) | 1.27(定格)~1.03~0.83~0.70 | 1.27(定格)~1.03~0.83~0.70 |
空気タンク容量(L) | 400 | 400 |
空気出口接続管径(A[B]) | 20A(R3/4B)×2ヶ、50A(Rc2)×1ヶ | 20A(R3/4B)×2ヶ、50A(Rc2)×1ヶ |
全長 (mm) | 3,610 | 3,810 |
全幅 (mm) | 1,780 | 1,680 |
全高 (mm) | 1,795 | 2,150 |
乾燥質量 (kg) | 3,490 | 3,680 |
運転整備質量(kg) | 3,990 | 4,200 |
低騒音指定状況 | 超低 | 超低 |
ボディ形状 | ボックス | トレーラー |
※掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。
高圧のエンジンコンプレッサは、低圧から高圧までデジタル制御で吐出圧力を設定できます。0.01MPa単位で入力するだけで、簡単に圧力の制御が可能です。
ドライエアタイプでは、大気温度+40度のエアを提供し、湿度が高い日も圧縮した空気のなかに水が出ません。また、バルブの切り替えで高温のドライエア、低温のアフタクーラエア、通常のエアを取り出せます。
5.株式会社マキタ
出典:株式会社マキタ
項目 | 詳細 |
会社名 | 株式会社マキタ |
住所 | 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 |
事業内容 | 以下の製造や販売
|
創業 | 1915年3月21日 |
資本金 | 242億561万円 |
株式会社マキタは、半世紀以上にわたり電動工具メーカーとして信頼を集めている会社です。1915年にモータの販売修理会社として誕生し、1958年には国産初の携帯用電気カンナを発売、エアコンプレッサーを1981年から発売しています。
小型のエアコンプレッサーを中心に製造しており、コンプレッサー以外にもさまざまな工具を扱っています。
【株式会社マキタの製品例】
1.レシプロコンプレッサ(コンパクトタイプ)
※画像は代表商品のものです。
項目 | 詳細 | |
型式 | AC2211 | AC220N |
周波数 (Hz) | 50 | 60 |
取り出し可能圧力(Mpa[kgf/㎠]) | 最高 0.88[9] | 最高 0.88[9] |
空気タンク内最高圧力(Mpa[kgf/㎠]) | 2.16(22) | 2.16(22) |
吐出し空気量(L/min[MPa]) | 95[0.7] | 95[0.7] |
空気取出口 | 2 | 2 |
空気タンク容量(L) | 11 | 11 |
回転速度(回/分)(min⁻¹) | 1,430 | ー |
電圧(V) | 単相100 | 単相100 |
電流(A) | 13 | 11.5 |
定格出力(kW) | 0.88 | 0.85 |
外形寸法:幅×奥行×高(mm) | 547×326×344 | 547×326×344 |
質量(kg) | 22 | 22 |
騒音値 (dB(A)) | 61 | 61 |
※掲載は代表機種であり、納品される機械とは異なる場合がございます。
レシプロコンプレッサ(コンパクトタイプ)は、家庭用の電源で使えるタイプです。本体がコンパクトで、持ち運びや移動が簡単なので、置き場所を選びません。
塗装用スプレーなど、比較的小さいエアツールを使う際におすすめです。
コンプレッサーの利用はレンタルがおすすめ
コンプレッサーを製造・販売しているメーカーのなかで、おすすめは以下の5社です。
【おすすめのコンプレッサーメーカー5社】
メーカーごとに特徴や強みが異なるので、作業に適した機種を選びましょう。
なお、コンプレッサーを使用するならレンタルの活用がおすすめです。レンタルは必要な機種を必要な期間だけ利用できるので、最低限のコストで最適なコンプレッサーを用意できます。
さらに、「メンテナンスをレンタル会社に任せられる」「受注の増減に合わせて台数を調整できる」など、維持費を抑えることも可能です。
産業・建設機械のレンタル会社「レント」では、主要メーカーのコンプレッサーを豊富に取り扱っています。全国の豊富な在庫から最適な機種を提案するだけでなく、周辺機器もまとめてご用意しますので、「信頼できるメーカーのコンプレッサを使いたい」「作業にぴったり合う機種を選びたい」とお考えの方は、以下よりお気軽に見積もりを依頼ください。