バッテリー(蓄電池)は現代社会において数多く利用されています。
しかし、劣化等を理由に産業廃棄物として大量に処分されており、環境への負荷がますます懸念されます。
環境・廃棄物・リサイクルに関する法整備が進んでいますが、事業者それぞれでも、いかにして廃棄物を減量するか、考えなければならない時代になりました。
バッテリーは廃棄すれば有害な産業廃棄物です。
しかし、再生により有効な資源として、環境にマイナス影響を与えることなく再活用することができます。
当社は、ゼロエミッションの一環として、また、コスト削減の一助として、バッテリー再生をおすすめします。
バッテリーの宿命は、充放電を繰り返すうちに硫酸鉛が発生し、この電気を通さない物質が極板に付着、蓄電能力が落ちてしまうことです。 従来、寿命となり劣化したバッテリーは廃棄されてきましたが、極板の硫酸鉛を効果的に取り除く特許技術BRSにより、バッテリーの容量を回復させ、延命を実現することが可能になりました。
バッテリーの期待寿命前にケアを施して容量を回復させ、延命しながら使用することによって、多くのメリットが期待できます。
新品コスト・廃棄コストがかかりません。
バッテリー搭載機器の再リースが可能になります。
鉛、カドミウムなど重金属含有排水の排出の低減。
エネルギー消費の低減。
新品購入の抑制により資源消費の低減。
下記は、期待寿命前の4年目に再生を実施した例です。
バッテリーは期待寿命前に「再生」を実施することによって、回復率がアップします。
そのため廃棄コスト、廃棄物量が低減されます。
フォークリフトバッテリーを新品に交換しようとした場合、約120万円。
それに対し再生の場合は約33万円の費用であり、約1/4のコストで継続使用が期待できます。
※ 対象蓄電池はVGD565(2V×24セル)とする。
UPS(無停電電源装置)用バッテリーを新規購入・交換した場合、約475万円。
再生にて対処した場合、再生費用と工事費用他を含め約210万円の試算です。
※ 対象蓄電池はMSE-300Ah×54セルとする。
※ 蓄電池価格は建設物価の70%とする。
5年リースで保有しているバッテリーフォークリフトが、4年目でバッテリー切れが度々起こるようになり、業務に支障をきたしているケース。
新品バッテリーの交換は費用が高額で、1年後にはリース契約期間が終了する予定です。
そのため、1年間はバッテリーの不具合に目をつぶり、リース契約終了後、新たに新車をリース調達する場合と、バッテリー再生をすぐにおこなった場合の比較です。
新車リースを選択した場合、1年後まで解消せず、その後も新車リースにより現在と同額のコストが掛かります。
バッテリー再生で対処すれば、不具合は解消され、フォークリフト本体を再リースする選択肢も出てきます。
再リースによりコストを抑えたまま、あと2年継続運用することが可能になる試算です。
※ 対象蓄電池はVSD×485AHとする。
※ 年間リース料 60,000円 ×12ヶ月 = 720,000円
※ 年間リース料 5,000円 ×12ヶ月 = 60,000円
※ 再生料金 485Ah 290,000円
※ 対象蓄電池はMSE-1000Ah×54セルとする。
※ 蓄電池設置から14年間のCO2排出量を算出する(初期設置に係わるCO2排出量も含む)。
※ 『バッテリー交換』は8年目に交換、『バッテリー再生』は8年目に再生を実施したとする。
※ 交換、再生後の蓄電池の寿命は同等とする。
掲載データ資料は、(株)B.R.S.からの提供によるものです。