ブーム伸縮・起伏・旋回、バケット首振り操作を、エンジンまたはバッテリーでおこなえます。
バッテリーユニットはプラグインハイブリッド方式で、エンジンの稼働と100V電源から充電が可能です。
バッテリーで作業できることで、エンジン騒音も排出ガスもない、静寂・クリーンな高所作業が可能です。

バッテリーユニットの騒音は60dB。エンジン駆動の場合より12dB騒音を低減しています。エンジンの騒音を発生させることなく現場周辺に配慮した静かな作業を実現します。住宅地や深夜、休日など音が気になる場所や時間帯の作業に最適です。

バッテリーでの作業に関しては、エンジンを切って排出ガスのないクリーンな作業が実現します。

車両のシフトレバーが「N」(ニュートラル)以外にあるかパーキングブレーキがかかっていない状態でPTOを「接」(ON)にした場合、表示灯が点灯し警報音が鳴ります。全ての架装部操作ができなくなります。

バケット付近にある、上部操作レバーに誤操作防止機能がついています。意図しないレバーへの接触による誤操作を防止します。イネーブルスイッチを押したままにすることで、操作が可能になります。イネーブル（enable）の意味は、【有効化する、動作可能にする】です。

車両前下がり5度、左右の傾き5度までの傾斜地なら車両を自動で水平に設置できます。（ジャッキベースの併用で前下がり７度までの傾斜に対応）
ジャッキ操作のわずらわしさがありません。

駐車時に前下がり7度を確認可能

ユニットの充電は、100VプラグインとエンジンのW充電機構です。
走行中やエンジン駆動での作業中にバッテリーユニットの充電がおこなえるほか、100V電源での充電も可能です。
充電が簡単におこなえ、作業する方の手間を取らせません。

●W充電機構の仕組み

●実際の作業別バッテリーユニットの使用例

バッテリーユニットは荷台の積載・収納スペースを減らさないレイアウトです。

仕様表(バッテリーユニットPD100)

パワーユニットメーター

※ ジャッキの操作（張出、格納）にかかる負荷は大きいため、走行用エンジンでおこなう使い方を推奨させていただいております。作業現場までの走行からジャッキの張出までを走行用エンジンにておこない、設置完了後にバッテリーユニットに切換えて高所作業装置を使用するという使い方です。