安全・高品質施工を実現するねじ締め関連機器シリーズ02
反力座金

ボルト・ナット締め付け時の反力受けに関するお悩みを解決

反力座金とは

反力座金とは12個の波形の突起を持った座金です。

通常の六角ボルト締め付けは反力を取る反力レバーが悩みのもと

従来の倍力レンチや動力式レンチでボルトまたはナットを締め付けるとき、反力が発生します。
この反力を受けるため、レンチには反力レバーが設けられており、隣接したボルトや部材に反力レバーを当てて反力を取ります。
しかし、反力レバーの特性から作業場面で不都合が発生し、反力の取り方で困るケースがありました。
(反力…締め付け方向とは逆方向に回ろうとする力)

周辺に反力レバーを当てる所が無い、または当てたくない

締め付けるボルト・ナットの近くに反力レバーを当てるボルトや部材が無い場合、締め付けができません。また、反力レバーを当てる部材が傷つきやすい場合、別途部材の保護が必要となり、配慮しながらの作業は作業効率低下につながります。

反力を取らなければ締め付けはできません

反力レバーが回転するので、安全性に不安を感じる

反力レバーはソケットの外部に突出した構造です。締め付ける際、反力レバーの近くに手や指、足などがある場合、反力レバーの回転により巻き込んで、指詰めなどのけがにつながる危険があります。作業時の安全性に不安を感じる要因です。

反力レバーの回転により指詰めなどのけがにつながる危険

反力レバーの傾きなどでおきるこじれはトルク導入不足を招く

反力を受ける部材の状況によっては、締結時に反力レバーが傾く場合があります。この場合、こじれが起こりトルク導入不足を招く恐れがあるため、締め付け精度を落とす原因となります。

こじれは締め付け精度を落とす原因

特殊な反力受けは制作費用が必要なうえ製作期間が施工納期に影響することもある

レンチに標準付属されている反力レバーが当たる範囲にボルトや部材が無い場合、特殊形状の反力受けが必要になります。その場合、製作日数がかかり、施工納期に影響することもあります。また、製作コストの負担も発生します。

特殊な反力受けの制作はコストと施工納期の考慮が必要

安全で作業効率を落とさない反力の取り方があれば

作業の実施<作業効率安全性
反力を取らなければ締め付けができない

作業の実施>作業効率安全性
反力レバーがあるために作業上の不都合や危険性を高めている

反力座金で解決できます

反力座金を使った簡単・安全・正確な締結

反力受けを用いない締め付けが反力座金ならできる


反力の取り方で困る場合、『反力座金』を使ってみませんか?締め付けようとするボルトまたはナットと部材の間に『反力座金』を入れ、『専用レンチ』で締め付けるだけです。

反力座金を用いた締結システムを共同開発

波形の突起が特長の反力座金+座金に合わせた専用設計のレンチ

専用レンチの特殊なソケット

専用レンチのソケットは、ナットを回すインナーソケットとその反力を座金に伝達するアウターソケットの二重構造となっており、波形の部分を専用ソケットでつかむことで、締め付け時に発生する反力(締め付け方向とは逆方向に回ろうとする力)を受けることができます。

六角ボルトおよび六角穴付ボルト(M12〜M36)まで対応可能

一般産業で使用されている強度区分4.6から10.9の六角ボルト・六角ナット(JIS1180・1181)・六角穴付ボルト M12〜M36までの対応サイズからお選びいただけます。
使い方は、締め付ける側の座金を、従来の通常座金から反力座金に入れ替えるだけです。(厳密な軸力管理が要求される場合は、ボルト・ナットと反力座金のセットでの導入をお勧めします。)

通常の六角ボルト締め付けにあった様々な悩みを解消

締結可能な箇所が広がる

座金で反力が取れるため、今まで反力が取れずにあきらめていた部分にも対応できます。

安全な締結を実現

反力レバーが不要のため、レンチの回転部に突起物がなく、指詰めの危険性がありません。安全性と作業効率が大きく向上します。

正確な締結を実現

ボルト・ナットと同軸上で反力を取るので、反力レバーの傾きなどによるこじれが起こりにくく、トルク導入不足を解消することができます。

納期・工期の短縮

反力座金で反力を取るので、時間をかけて特殊な反力受けを製作する必要がありません。必要時に、すぐに対応が可能です。

座金でなぜ反力が取れるのか?

図

ナットを締め付けていくと、比例してボルトには締め付け力が発生し、反力座金は部材に圧しつけられます。この圧しつける力により発生する座金と部材間の摩擦抵抗が、座金を回そうとする反力トルクTrを支えますので、座金が回らずにナットが回転することになります。
「部材と座金の接触面の摩擦」と「座金とナットの接触面の摩擦」および「ナットとボルトのねじ面の摩擦」のバランスにより、座金が共回りすることなく、しっかり反力を取ることができます。

反力座金専用レンチはレンタルでご利用いただけます

反力座金用NCトルコン反力座金用シンプルトルコン反力座金用デジトルク反力座金用強力パワーレンチ・パワーデジトルク

NCトルコン(反力座金専用)のご紹介

シンプルトルコン(反力座金専用)のご紹介

レントの取り組み

トルク機器校正証明書付レンタル

トルク機器校正証明書付レンタル

校正周期が過ぎていることが判明し、使用に支障をきたすケースはありませんか?維持・管理が欠かせない測定工具だからこそ、出荷時校正された機器のレンタルをおすすめします。また、校正に出す期間の代替機や突発的な作業でも、レンタルが有効です。

トルク機器預かり校正

トルク機器預かり校正

お手持ちのトルク機器の精度の管理は、どうされていますか?
レントでは、確立した校正体制で、お客様がお手持ちのトルク機器の校正も承ります。維持・管理が重要ながら手間がさけない定期校正も、レントがサポートいたします。

ISO9001:2008認証レントでは、トルク機器について国家標準へトレースされた校正設備を整え、信頼ある校正体制を確立。さらに、ISO9001:2008認証を取得し、品質管理・維持・向上に日々取り組みを通じ、生産および作業品質に重要な測定機器の管理体制のサポートをいたします。

レントの商品ラインナップ

上へ戻る