重機用危険エリア警報装置 ヘリマシステム

重機用危険エリア警報装置 ヘリマシステム

登録番号:KT-170001-VE
重機用危険エリア警報装置 ヘリマシステム

高精度な検知で作業員と作業車両の衝突事故のリスクを低減

磁界とICタグを用いた検知精度の高い安全管理システム

磁界イメージ

ヘリマシステムは、360°の磁界で作業員の侵入を逃さず検知し、オペレーターと作業員に同時に警告する安全管理システムです。
検知方式は磁界でICタグを検知するセミアクティブRFID方式を採用。
マラソン大会などで1/100秒を計測している、検知精度の高い技術を応用しています。
磁界でICタグを検知するので、目に見えない物陰の作業員も検知可能。衝突事故のリスクを低減します。

建設工事現場内の安全管理方法の改善に

接触事故

建設工事現場内で作業員と作業車両が衝突しかけたことはありませんか?
重機を用いる現場の安全管理は、おもに規制材や交通誘導員によっておこなわれています。
規制材や交通誘導員による安全管理からヘリマシステムに置きかえることで、規制材の設置・撤去の手間を解消、人件費削減効果にもつながります。
トンネル工事、シールド工事、舗装工事、河川工事ほか、重機など作業車両を用いる現場の安全対策に最適です。

作業車両の周りに磁界を発生させ立ち入り禁止区域を設定

トリガー送信ボックストリガー送信ボックス

重機などの作業車両に、トリガー送信ボックスを取り付けることにより、周囲360°に磁界を発生し、立ち入り禁止範囲を設定できます。

※ トリガー送信ボックスとあわせて、制御ユニット、アンテナも取り付けます。

磁界範囲は調整可能

磁界範囲

取り付け機械・作業環境に応じて磁界の範囲を調整することが可能です。
小型タイプでは最小5m~最大9mまで、大型タイプでは最小7.5m~最大14mまで検知します。

タイプ 小型 大型
磁界範囲検知距離 (m) 最小 5 7.5
中間 6.5 10
最大 9 14
  • ※ 検知距離はトリガー送信ボックスからの距離です。
  • ※ 車種や環境(屋内・屋外、電源電圧、機器設置場所)より検知距離が変化する場合があります。
簡単に固定できる機器
トリガー送信ボックス&制御ユニット

作業車両に取り付ける制御ユニット、トリガー送信ボックスにはネオジム磁石(※)がついており、設置する重機の天井部分などに簡単に固定することができます。
業務の妨げとならない箇所に設置してください。

※ 通常の磁石と比較して、約10倍以上の磁力がある強力な磁石。

作業員同士やオペレーターと作業員で危険状態の共有が図れる仕組み

受信機「ヘリマ」のLEDライトと作業車両のブザー付の回転灯で危険状態を共有

磁界では受信機「ヘリマ」のLEDライトが点滅

受信機「ヘリマ」

作業員には、ヘルメット取り付け式の受信機「ヘリマ」に装着されたLEDライトで警告します。磁界に作業員が入ると受信機のセンサーが作動し、ヘルメットLEDライトが赤色に点滅します。内部のLEDライトは、目線に光を送って危険を知らせます。
万が一自分が気づかない場合も、周囲が気付けるよう側面にもライトがついており、磁界範囲外では緑色に、磁界範囲内では赤色に点滅します。内部と側面のライトで、自分と周りの作業員の危険状態を共有できるため、安全性の向上が図れます。

※ 磁界内ではICタグの有無に関わらず、受信機「ヘリマ」の側面LEDが緑色から赤色に変化し内部LEDが点灯します。

点滅イメージ

ICタグからの電波でブザー付回転灯が作動

作動イメージ

作業車両のオペレーターには、ブザー付の回転灯の音と光で警告します。
ICタグを携行している作業員が磁界に入ると、自動的にICタグから電波が発信され、その電波を受信したアンテナから制御ユニットを通じ回転灯が作動。
赤外線センサーのように何でも反応するのではなく、ICタグが発信する電波にだけ反応します。

※ ICタグを携行しない場合、磁界内に入っても回転灯は作動しません。

携行しやすいICタグ

ICタグは作業員のポケットに入れても違和感のないコンパクトサイズ。防水仕様で、水に濡れても安心です。
また、磁界内でのみ電波を発信するので、常時発信タグのような電波の反射波による誤報の心配はありません。

ICタグ

公共工事に有利!NETIS登録技術搭載

NETIS登録技術の活用で加点が望めます

工事成績評定に最大3点の加点

試行申請型(請負契約締結後提案の場合)および施工者希望型の公共工事のにおいて、施工者がNETISに登録された技術の活用を提案し、実際に工事で活用された場合、活用の効果に応じて工事成績評定での加点の対象となります。

「有用な新技術」や「事後評価未実施技術」は、従来の技術と同程度の効果であっても1点の加点。
登録番号:KT-170001-VE
「有用な新技術」とは?

公共工事などにおける新技術活用システム実施要領で定める「推奨技術、準推奨技術、評価促進技術、活用促進技術、活用促進技術(旧実施要領)、設計比較対象技術(旧実施要領)、少実績優良技術(旧実施要領)」です。

総合評定方式でも入札の評価対象

評価方法、配点などについては提案をおこなった地方整備局などによって異なります。

施工者からの活用提案による加点について
NETIS(新技術)区分 工事成績評定
※活用効果調査結果提出必須(-VEを除く)
総合評価落札方式
事後評価未実施技術
(-A)
活用の効果が
相当程度
+3点
(実加点1.2点)
新技術活用において加点あり。
※地方局により異なる。
活用の効果が
一定程度
+2点
(実加点0.8点)
活用の効果が
従来技術と同程度
+1点
(実加点0.4点)
事後評価実施済技術
(-V、-VE、-VR)
活用の効果が
相当程度
「有用な新技術」以外 +2点
(実加点0.8点)
「有用な新技術」 +3点
(実加点1.2点)
活用の効果が
一定程度
「有用な新技術」以外 +1点
(実加点0.4点)
「有用な新技術」 +2点
(実加点0.8点)
活用の効果が
従来技術と同程度
「有用な新技術」以外 +0点
「有用な新技術」 +1点
(実加点0.4点)

2015年10月現在 レント調べ

仕様表

発信機

商品コード 245787 245793 245792
商品名 作業員検知警報装置T
/発信機9m ※
作業員・車両検知警報装置T
/発信機9m
作業員・車両検知警報装置T
/発信機14m
メーカー名 ティオック(TIOCK)
メーカー名称 建設現場向け特殊無線 ヘリマシステム(HERIMA SYSTEM)
タイプ 小型 大型
磁界範囲 (m) 9 14
構成品 制御ユニット×1
トリガー送信ボックス×1
ダイポールアンテナ×2
各種ケーブル(5m)×1
警報ランプ
制御ユニット×1
トリガー送信ボックス×4
ダイポールアンテナ×2
各種ケーブル(5m)×1
警報ランプ
NETIS登録番号 KT-170001-VE
  • ※ 車両同士の接近に対応しておりません。

受信機「ヘリマ」

商品コード 245791
商品名 作業員・車両検知警報装置T/受信機
メーカー名 ティオック(TIOCK)
メーカー名称 ヘリマシステム(HERIMA SYSTEM)
ヘッドライト使用光源 高輝度チップタイプ白色LED
使用電池 単4形アルカリ乾電池×3
点灯時間
(時間)
ヘッドライト
LED実用点灯
Hモード 約6
Mモード 約12
Lモード 約24
サイドLED
通常モード
Hモード 約280
Lモード 約560
サイドLED
ICタグ
検出モード
Hモード 約120
Lモード 約240
本体サイズ (mm) ヘッド部 約 W110×H65×L40
バンド部 約 W265×H20×L50
本体質量 (g) 約192
LED数
(個)
ヘッドライト用 1
モニター用 1
サイド用 8
主要材質 本体 ABS・PC
バンド部 シリコン
NETIS登録番号 KT-170001-VE
  • ※ 本製品は機械・車両に接近する作業員をお知らせする安全補助装置です。機械・車両と作業員の事故を未然に防止するものではありません。
  • ※ 本製品を設置する方向によっては、正常に作動しない恐れがあります。
  • ※ 本製品の作動の有無にかかわらず、機械・車両と作業員の事故が発生した場合の損害については、当社は一切責任を負わないものとします。

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商品コード 245794
商品名 作業員・車両検知警報装置T/ICタグ
メーカー名 ティオック(TIOCK)
使用電池 CR2032
NETIS登録番号 KT-170001-VE
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