発電機の容量について

kVAとkW

kVAとkW1ワット(W)とは、1ボルト(V)の電圧が加わって、1アンペア(A)の電流が流れたときの電力で、電力(W)=電圧(V)×電流(A)の公式であらわされます。

交流の場合は、電圧と電流の位相がずれるため、すべての電力が全部有効に使用されません。
実際に力や熱になる有効電力と、全く仕事をしない無効電力にわかれます。
したがって、kVAとは有効電力+無効電力であらわされる表面上の電力のことで、皮相電力と呼び、kWを有効電力と呼びます。また、有効電力を皮相電力でわった値を力率と呼んでいます。

kVA(皮相電力)=有効電力(V)+無効電力

一般的に発電機の大きさは、kVAで表示してありますから、定格電力(kW)=定格出力(kVA)×力率(おおむね0.8)で有効電力量を算定します。
(例) 100kVAの発電機の定格電力は、100×0.8=80kWとなります。

使用機器に必要な発電機容量

  1. 発電機容量は、使用機器の諸条件により大きく左右されます。
  2. 使用機器には「定常運転時」と「始動時」とで、必要な発電機容量の違うものがあります。「定常運転時」とは、たとえば、5kWのコンプレッサが5kWの仕事をしている状態を、又「始動時」とは、コンプレッサが最初に始動する状態をいいます。
  3. 各機器を使用するのに必要な発電機容量の目やすとなる算出方法については次の算出方法を参照ください。
蛍光灯・水銀灯等(ハロゲン負荷)の場合
  • 定常時
    発電機容量(kW)=定格消費電力(kW)×1.2−1.8
  • 始動時
    発電機容量(kW)=定格消費電力(kW)×約2.1−2.8
白熱灯・電熱器(抵抗負荷)の場合
  • 定常時
    発電機容量(kW)=定格消費電力(kW)×約1
  • 始動時
    発電機容量(kW)=定格消費電力(kW)×約1
ドリル・サンダー等の電動工具(交流整流子電動機)の場合
  • 定常時
    発電機容量(kW)=定格消費電力(kW)×約1.3
  • 始動時
    発電機容量(kW)=定格消費電力(kW)×約2
水中ポンプ・コンプレッサ等(誘導電動機)の場合
  • 定常時
    発電機容量(kW)=定格消費電力(kW)×約1.25
  • 始動時
    発電機容量(kW)=定格消費電力(kW)×約3

三相四線式の負荷の接続方法と使用できる容量

  1. 負荷が三組200Vの場合
    負荷容量は発電機定格出力まで使用できます。
  2. 負荷が単相200Vの場合
    (イ)1線間のみ使用の場合
    負荷容量は発電機定格出力の1/2まで使用できます。
    (ロ)2線間または3線間使用の場合
    1線間の負荷容量は発電機定格出力の1/3まで使用でき、3線間を均一に使用するときは発電機定格出力まで使用できます。
  3. 負荷が単相100Vの場合
    三相四線式の場合、線間電圧が200V/220Vのとき、相間電圧は115V/127Vとなっており商用電源より15V/27V高くなっていますので使用する負荷によっては注意が必要です。
    1相間の負荷容量は発電機定格出力の1/3まで使用でき、3相間を均一に使用するときは発電機定格出力まで使用できます。(BLG-10FSSは、50/60Hzともに線間電圧200V、相間電圧115Vとなります)
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